2015年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 測量実習Ⅱ | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 羽柴・倉持・上杉 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜3・4 木曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | A13C A43D |
クラス | A・B前半 、 B後半・C |
概要
学修到達目標 | 測量実習Ⅱでは、測量の基本的内容である水準測量、縦横断測量、曲線設置をとりあげ、野 外での実習を通して土木技術者として測量を実施するための基本的事項を会得することを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
測量実習Ⅰと同様、出発前に測量の目的,条件,方法及び注意事項等の説明を行ってから, 指定された野外で5名前後の班単位で実習を行う。実社会で行なわれる測量規模を想定し実習として項目ごとに小規模に条件を設定して実施する。現地では質問には随時対応し、特に実習内容の全体像を把握するように指導する。 |
履修条件 | 測量実習Ⅰを履修、測量学Ⅱと同時履修 |
授業計画
第1回 | 測量実習Ⅱ全体の概説講義 測量実習Ⅱの概要の説明を行う。 |
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第2回 | 水準測量(1) 水準測量の考え方と測定方法を理解する。 |
第3回 | 水準測量(2) 数点の水準点を経由する水準環の測定を行い、測量誤差計算と水準点間の高低差計算を 行う。 |
第4回 | 縦横断測量(1) 縦横断測量の考え方を理解し、現地にて測線に沿って一定間隔に中心杭を打設する。 |
第5回 | 縦横断測量(2) 打設された中心杭に対して縦断測量を行う。 |
第6回 | 縦横断測量(3) 打設された中心杭に対して縦断測量を行う。 |
第7回 | 縦横断測量(4) 打設された中心杭に対して直角方向の地形に対して横断測量を行う。 |
第8回 | 縦横断測量(5) 打設された中心杭に対して直角方向の地形に対して横断測量を行う。 |
第9回 | レベル操作テスト レベルを用いた水準測量の考え方と手順の総まとめを、個人での操作テストを通じて 行う。 |
第10回 | 曲線設置 単曲線を題材に取り上げ、現地での曲線の設置方法を実習する。 |
第11回 | 地形図の種類と利用法 地勢図、地形図、地質図などは計画や設計に利用でき、地図の種類と利用方法を理解 する。 |
第12回 | 施設整備の現状把握 地勢図、地形図、地質図などは計画や設計に利用でき、地図の特徴を整理して理解する。 |
第13回 | 地形図の特徴 地形図を利用して詳細な設計や計画ができ、地形図の特徴と利用方法を理解する。 |
第14回 | 地形図を使った計画立案 平板測量した図面に道路路線を所定の条件に従って計画、図示する。 |
第15回 | 最終講義 測量実習の全体像を再整理し理解を深める。 |
その他
教科書 |
プリントを配布する。
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参考書 |
特に指定しない。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常の実習取り組み状況、レベル操作テスト、提出物等 |
質問への対応 | 実習中に現地で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
・船橋校舎測量実習センター1階準備室 月、木 10:00~18:00 電話:047-469-5486 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 10:00 ~ 18:00
木曜 船橋 10:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
実習では、5人前後の班行動が基本となります。実習で使用する器材の取り扱いに注意し、お互いに協力して完成させる姿勢を大切にしてください。また、実習内容の全体像を把握することをいつも心がけ、その中で部分部分の諸作業を位置づけて取り組んでください。 |