2015年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 土質実験 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 前野・鎌尾・重村 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜1・2 火曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A21Q A23P |
クラス |
概要
学修到達目標 | 地盤を構成する土質は多種多様で、たとえ同じような土質でも、それが置かれている状況や水の影響によって全く異なる挙動をする。土質実験では代表的な諸試験を通して土の基本的な力学特性を理解し、あわせて、設計解析に用いられる土質定数の適切な決定方法を知ることを目的にしている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
実験は、 1班5~6人程度の小グループで行い、担当教員の他にTA(院生助手)を加え、指導に当たる。また、非常勤講師(オペレーター)も加え、より実践的な指導を行う。さらに、試験データの整理および各試験から得られる土質定数を用いた盛土の設計課題を通して上述の目的を達成する。 実験は1限~4限で集中的に実施する.詳細はガイダンスで説明する. |
履修条件 | 地盤力学I,地盤力学IIおよび地盤工学Iを履修もしくは同時に履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 実験ガイダンス:実験科目の位置づけ,意義について説明する。(駿河台校舎) |
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第2回 | 土質実験ガイダンス:実験の目的、実施方法および課題等について説明する。(駿河台校舎) |
第3回 | 土の物理特性および粘土の圧密現象:圧密試験、液性限界・塑性限界試験、土粒子の密度試験、透水試験、含水比試験を通じて土の物理特性および圧密現象について理解を深める。(船橋校舎、第2回~第4回は同一週の1~4時限で実施) |
第4回 | 土の物理特性および粘土の圧密現象:圧密試験、液性限界・塑性限界試験、土粒子の密度試験、透水試験、含水比試験を通じて土の物理特性および圧密現象について理解を深める。(船橋校舎、第2回~第4回は同一週の1~4時限で実施) |
第5回 | 土の物理特性および粘土の圧密現象:圧密試験、液性限界・塑性限界試験、土粒子の密度試験、透水試験、含水比試験を通じて土の物理特性および圧密現象について理解を深める。(船橋校舎、第2回~第4回は同一週の1~4時限で実施) |
第6回 | 土のせん断特性:一軸圧縮試験、三軸圧縮試験、一面せん断試験、湿潤密度試験、含水比試験を通じて土のせん断特性について理解を深める。(船橋校舎、第5回~第7回は同一週の1~4時限で実施) |
第7回 | 土のせん断特性:一軸圧縮試験、三軸圧縮試験、一面せん断試験、湿潤密度試験、含水比試験を通じて土のせん断特性について理解を深める。(船橋校舎、第5回~第7回は同一週の1~4時限で実施) |
第8回 | 土のせん断特性:一軸圧縮試験、三軸圧縮試験、一面せん断試験、湿潤密度試験、含水比試験を通じて土のせん断特性について理解を深める。(船橋校舎、第5回~第7回は同一週の1~4時限で実施) |
第9回 | 土の締固め特性:締固め試験、CBR試験を通じて土の締固め特性について理解を深める。(船橋校舎、第8回~第10回は同一週の1~4時限で実施) |
第10回 | 土の締固め特性:締固め試験、CBR試験を通じて土の締固め特性について理解を深める。(船橋校舎、第8回~第10回は同一週の1~4時限で実施) |
第11回 | 土の締固め特性:締固め試験、CBR試験を通じて土の締固め特性について理解を深める。(船橋校舎、第8回~第10回は同一週の1~4時限で実施) |
第12回 | 地盤調査:標準貫入試験、コーン貫入試験、スウェーデン式サウンディング、ベーンせん断試験を通じて地盤調査の基本の理解を深める。(船橋校舎、第11回~第13回は同一週の1~4時限で実施) |
第13回 | 地盤調査:標準貫入試験、コーン貫入試験、スウェーデン式サウンディング、ベーンせん断試験を通じて地盤調査の基本の理解を深める。(船橋校舎、第11回~第13回は同一週の1~4時限で実施) |
第14回 | 地盤調査:標準貫入試験、コーン貫入試験、スウェーデン式サウンディング、ベーンせん断試験を通じて地盤調査の基本の理解を深める。(船橋校舎、第11回~第13回は同一週の1~4時限で実施) |
第15回 | 軟弱地盤上の盛土の設計演習:実験データに基づく軟弱地盤上の盛土の設計演習を通して、土の基本的な力学特性および設計解析に用いられる土質定数の適切な決定方法を知るについて総合的な理解を深める。 |
その他
教科書 |
『土質試験~基本と手引き~』 (社)地盤工学会
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参考書 |
特に指定しない。
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成績評価の方法 及び基準 |
実験の出席(50%)とデータ整理・盛土の設計課題(50%)により総合的に評価する。 |
質問への対応 | 授業中とオフィスアワーで対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
前野:御茶ノ水校舎旧法科大学院712室 tel:03-3259-0671,e-mail:maeno@civil.cst.nihon-u.ac.jp 鎌尾:駿河台校舎3号館340室 tel:03-3259-0667,e-mail:kamao@civil.cst.nihon-u.ac.jp 重村:御茶ノ水校舎旧法科大学院706室 tel:03-3259-0675,e-mail:sigemura@civil.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 12:20 ~ 13:10 重村:御茶ノ水校舎旧法科大学院706号室
水曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 前野:お茶の水校舎旧法科大学院712号室
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学生への メッセージ |
実験は、結果をまとめ課題の設計を行うところまでが評価の対象となるが、まず実際に土に触れる実験そのものが実は極めて大切である。 |