2015年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 地盤工学Ⅱ | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 岡田・鎌尾 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A34S |
クラス |
概要
学修到達目標 | 地盤と各種土木構造物との相互作用を理解せしめ、設計・施工の考え方や方法について教授する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義用資料に基づき、板書・パワーポイント等を用いて授業を実施する。また、必要に応じて補足資料のプリント配布や講義の中で演習問題を取り入れる。 |
履修条件 | 本講義の受講に際しては地盤力学Ⅰ・Ⅱおよび地盤工学Ⅰの知識を必要とする。 |
授業計画
第1回 | 科目ガイダンス半年間に教授する本科目の方針、目標を説明する。構造物と地盤や土の設計法に力点をおいて教授することを説明する。 |
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第2回 | 1.抗土圧構造物 1.1 抗土圧構造物の種類 1.2 擁壁(1) 擁壁の設計、擁壁に作用する土圧(主働土圧、静止土圧、受働土圧) |
第3回 | 擁壁(2) 土圧の考え方(クーロン土圧、ランキン土圧)、擁壁の安定検討について |
第4回 | 擁壁(3) 擁壁の安定演習 |
第5回 | 1.2 土留めおよび締切り(1) 土留め工法の種類と選定、掘削に伴って発生する各種現象 |
第6回 | 土留めおよび締切り(2) 土留め締切りに作用する側圧、土留めの設計法 |
第7回 | 1.3 地中構造物(1) 地中構造物の種類(開削工法、シールド工法、推進工法、NATM他)と掘削に伴う地山応力の変化 |
第8回 | 2.基礎構造物 2.1 基礎構造物の種類(直接基礎、杭基礎、ケーソン)と地盤に応じた選定の考え方 2.2 直接基礎 直接基礎の種類と地盤の支持力、直接基礎の安定 |
第9回 | 2.3 杭基礎(1) 杭基礎の種類と設計の手順 |
第10回 | 杭基礎(2) 単杭の鉛直・水平抵抗力、設計方法。群杭の抵抗力、設計方法 |
第11回 | 3.地盤災害 3.1 地盤と災害、豪雨災害 |
第12回 | 3.2 地盤と災害、地震災害 |
第13回 | 3.3 地盤の液状化、液状化判定方法と対策工法の種類 |
第14回 | 平常試験および解説1 |
第15回 | 平常試験および解説2 |
その他
教科書 |
講義の都度、資料を配付する。
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参考書 |
特に指定しない.
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験(80%)、レポート・小テスト(20%) |
質問への対応 | 教室で対応する.(岡田) |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 3号館 4階 340室(鎌尾研究室) kamao@civil.cst.nihon-u.ac.jp 03-3259-0667 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
公式など丸暗記ではなく、なぜこうなっているか、理屈を理解してほしい。 |