2015年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 災害管理 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 前野・鈴村 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A35O |
クラス |
概要
学修到達目標 | 防災を柱とする災害管理は、予防、備え、緩和、対応、修復、復旧、復興という災害サイクル全体を念頭におきながら災害による影響を最小に抑えることを目的とする。授業では、地震工学・地盤工学・水環境学・風工学・雪氷工学・都市計画各分野における検討事例を紹介し、その理論と方法論を説明する。対応戦略の立案・検証法の基本を理解することを達成目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義は、6人の専任教員によるオムニバス方式で実施する。 講義は、パワーポイントを中心とした講義形式で行うが、部分的にはVTRも利用する。 |
履修条件 | 選択 |
授業計画
第1回 | ガイダンス/災害管理とは(前野・大沢) |
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第2回 | 東日本大震災被災状況と復興(大沢) 被災状況/被災から現在まで/復旧と復興/石巻市の復興計画と復興事業 |
第3回 | 台風、ハリケーン、サイクロンによる洪水災害(前野) |
第4回 | 沿岸災害(前野) |
第5回 | 災害史と行政の対応(大沢) 明治期から現代までの大規模災害史/現在の災害復興に対応する行政組織 |
第6回 | 災害復興の計画と実際(大沢) 災害対策基本法/地域防災計画/避難地/避難路/復興プロセス |
第7回 | 地盤災害(鎌尾) 地震や降雨を誘因とする地盤災害を大別しそれぞれの特徴について説明する |
第8回 | 地盤の破壊と防災対策(鎌尾) 地盤災害を破壊機構と対策工法等について説明する |
第9回 | 風害(長谷部) 台風や竜巻などによる風災害の状況とメカニズムについて説明する |
第10回 | 風害(長谷部) 鉄道や道路などの風による被害とその対策について説明する |
第11回 | 地震災害(鈴村) 地震動による構造物の被害 |
第12回 | 構造物の耐震設計、構造物・地盤の相互作用(鈴村) 免震・制震・耐震 / 地盤の違いによる構造物の揺れの違い |
第13回 | 雪害(小田) 雪に関する災害を紹介しそれぞれが影響を及ぼす社会的損害について説明する |
第14回 | 雪害(小田) 雪崩/吹雪/積雪の対策について説明する |
第15回 | 災害復興に携わる実務者からの特別講演(前野・大沢) |
その他
教科書 |
授業中指示する
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参考書 |
授業中指示する
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成績評価の方法 及び基準 |
提出されたレポートで評価する。(レポート課題の提示と作成されたレポートの提出方法については、ガイダンスにて説明する) |
質問への対応 | 授業終了後及びe-mailにて受付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
前野:お茶の水校舎旧法科大学院709号室 e-mail maeno@civil.cst.nihon-u.ac.jp 鈴村:駿河台校舎4号館456A室 e-mail suzumura@civil.cst.nihon-u.ac.jp 大沢:研究室は講義時に伝達 e-mail moosawa@civil.cst.nihon-u.ac.jp 長谷部:駿河台校舎9号館978室 e-mail hasebe@civil.cst.nihon-u.ac.jp 小田:駿河台校舎3号館342室 e-mail oda@civil.cst.nihon-u.ac.jp 鎌尾:駿河台校舎3号館340室 e-mail kamao@civil.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 担当;前野(お茶の水校舎旧法科大学院709号室)
土曜 駿河台 16:40 ~ 17:40 担当:大沢(研究室)
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学生への メッセージ |
自然への負荷を軽減し、減災、防災に努めます。救難・救助の体制を整え、被災者の再起を支援します。この一連のシステムが災害管理です。 |