2015年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 力学の基礎演習Ⅱ | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 関・佐藤・長谷部 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | A41B |
クラス | A・B・C |
概要
学修到達目標 | 本科目では、物体に作用する力のつりあいの基本を理解することを目標とする。土木工学科の力学系科目を学ぶための基礎的な力を養成する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義のほか、内容を深めるために例題を提示し解説し、演習および課題により実践力を高める。また、毎回の授業のはじめに前回の内容の理解度を確認する小テストを実施する。 平成19年度以前の入学生、平成20年度以前の編入生が「基礎力学II」の振替科目として本科目を履修する場合、別途1単位分の演習課題を課す。 |
履修条件 | 力学の基礎Ⅰを履修していることが望ましい。 ただし、平成19年度以前の入学生、平成20年度以前の編入生は「基礎力学I」を履修していること。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:授業方法と成績評価方法等の説明をする。実際の土木構造物を示し、構造物に作用する力について説明し、本科目で学ぶ内容の位置づけの理解を深める。 |
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第2回 | 構造物の支点と反力、構造物に作用する荷重について講義及び演習する。 |
第3回 | 単純はりの支点反力について講義及び演習する。 |
第4回 | 片持ちはりの支点反力について講義及び演習する。 |
第5回 | 外力と内力(トラスの部材力)[その1節点(格点)法による解法]について講義及び演習する。 |
第6回 | 外力と内力(トラスの部材力)[その2:切断(断面)法による解法]について講義及び演習する。 |
第7回 | 総合演習とその解説を行う。 |
第8回 | 中間試験とその解説を行う。 |
第9回 | 摩擦力の取り扱い方法[その1:基本的な考え方]について講義及び演習する。 |
第10回 | 摩擦力の取り扱い方法[その2:実際の問題の解法]について講義及び演習する。 |
第11回 | 断面力の種類と意味、集中荷重はりの断面力について講義及び演習する。 |
第12回 | 分布荷重を受けるはりの断面力について講義及び演習する。 |
第13回 | 片持ちはりの断面力について講義及び演習する。 |
第14回 | 総合演習とその解説を行う。 |
第15回 | 最終試験とその解説を行う。 |
その他
教科書 |
特に指定しない。適宜、資料を配布する。
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参考書 |
ティモシェンコ・ヤング著、渡辺他訳 『応用力学 静力学編』 好学社
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成績評価の方法 及び基準 |
中間試験(30%程度),最終試験(70%)と毎回実施する小テスト・課題に基づく平常点の合計点で判定する。毎週,復習と課題を行い,毎回の小テストに備えることが重要である。 |
質問への対応 | オフィスアワーで対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
関 文夫 駿河台校舎3号館338室、03-3259-0666、seki@civil.cst.nihon-u.ac.jp 長谷部寛 駿河台校舎9号館978室、03-3259-0411、hsebe@civil.cst.nihon-u.ac.jp 佐藤正己 駿河台校舎4号館434A室、船橋校舎5号館501室、sato@civil.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:10 ~ 13:00 6号館1階616室
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学生への メッセージ |
土木工学で必要とされる力学の基礎的教科であり、本科目を修得しなくては2年次以降に学ぶ力学系科目を学ぶことは難しい。履修生全員が本科目を修得することを期待する。 |