2015年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 応用生態工学 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 浅枝 隆 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A42V |
クラス |
概要
学修到達目標 | 土木工学の技術者として、土木計画を立案したり、土木工事を行う際に必要となる、生物/生態に関連する事項を広く学びます。生物と環境の関係、生物相互に関する知識、生態系についての基礎的事項を理解し、自然環境の保全の他、土木の現場で直面する問題への対応の仕方等を身につけることを目的とします。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
教科書に沿って、パワーポイントを用いた講義形式で行います。各講義時間終了前に、その日の講義についての理解度をチェックするテストを実施します。 |
履修条件 | 講義を理解する上で必須となる予備知識はありません。必要な事項は教科書をよく読めばわかるようになっています。 |
授業計画
第1回 | 序論 土木工学で直面する生態現象の例、外来種問題等 理解度に応じて、第2回の時間も利用します。 |
---|---|
第2回 | 生態学の基礎知識1 種、個体、個体群、群集、生態系;資源と環境収容力 理解度に合わせて多少変更します |
第3回 | 生態学の基礎知識2 種内の関係、土木工学への応用 理解度に合わせて多少変更します |
第4回 | 生態学の基礎知識3 種間の関係、土木工学への応用 理解度に合わせて多少変更します |
第5回 | 生態学の基礎知識4 種の多様性と環境、土木工学への応用 理解度に合わせて多少変更します |
第6回 | 生態学の基礎知識5 土木工学に現れる生態学の基礎的現象と考え方 理解度に合わせて多少変更します |
第7回 | 第1回-第6回までの復習 |
第8回 | 陸水生態系の基礎知識1 湖沼及びダムの物理現象 理解度に合わせて多少変更します |
第9回 | 陸水生態系の基礎知識2 酸素と二酸化炭素 理解度に合わせて多少変更します |
第10回 | 陸水生態系の基礎知識3 栄養塩、植生浄化、湖沼生態系 理解度に合わせて多少変更します |
第11回 | 陸水生態系の基礎知識4 河川生態系 理解度に合わせて多少変更します |
第12回 | 陸水生態系の基礎知識5 ダムの影響 理解度に合わせて多少変更します |
第13回 | 森林生態系の基礎知識 理解度に合わせて多少変更します |
第14回 | 理解度確認試験(時間によって多少変更がある場合もあります) |
第15回 | 第8回-第13回の復習、トピック |
その他
教科書 |
浅枝隆 『図説 生態系の環境』 朝倉書店 2012年 第1版
講義は教科書を用いてそれに沿って行います。また、各時間最後に行う理解度をチェックするテストでは、何度も読んでもらうことになります。必ず持参してください。
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
出席及び各講義の最後に行う理解度確認のためのテスト、レポート、1月に行われる理解度確認試験を総合して評価します。それぞれについては概ね等分に加味しますが、理解度確認試験の結果、出席率等が悪い場合には、さらにレポート等を課して、評点に加味します。 |
質問への対応 | 講義後及びメールにて受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
asaeda@mail.saitama-u.ac.jp にメールしてください。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
近年は、土木工事の現場でも、自然保護や再生、生態系への配慮等が必須となってきており、他の土木工学の科目とは多少異なった視点や知識が要求されます。よく勉強してください。 |