2015年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅱ | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 小林・小田 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A43Q |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目は土木工学科の専門科目として設置されているものである。線材の力学の最後の授業として、不静定構造の各種解法や、これまで触れられなかった重要な話題について学習し、総合的な知識を習得し、土木構造物の設計等にあたって必要な常識を有する技術者を育てることを目的としている。 なお、本科目を理解することにより、高度なマトリックス構造解析などに進むことが出来る。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主として、教科書、プリント、プロジェクター、板書等に基づいて、基礎的な原理、理論、応用等について説明する。また、課題を出す。 |
履修条件 | 構造力学Iを履修していることが望まれる。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:授業目標、授業の進め方等 構造力学Iについての復習。 |
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第2回 | モールの定理:梁のモーメントとたわみ曲線、モールの定理について、説明する。 |
第3回 | 3連モーメント(その1):3連モーメントによる不静定梁の解法について説明する。 |
第4回 | 3連モーメント(その2):3連モーメントによる不静定梁の解法について演習を行う。 |
第5回 | 3連モーメント(その3):3連モーメントによる不静定梁の影響線について説明する。 |
第6回 | 3連モーメント(その4):3連モーメントによる不静定梁の影響線について演習を行う。 |
第7回 | カイネマチック法:カイネマチック法による梁の影響線について説明する。 |
第8回 | 不静定骨組みの解法(応力法その1):不静定骨組みの応力法による解法について説明する。 |
第9回 | 不静定骨組みの解法(応力法その2):不静定骨組みの応力法による解法について演習を行う。 |
第10回 | 不静定骨組みの解法(変位法その1):不静定骨組みの変位法の原理について説明する。 |
第11回 | 不静定骨組みの解法(変位法その2):不静定の骨組みの変位法による解法について説明する。 |
第12回 | アーチ(原理):アーチの力学的な特徴について説明する。 |
第13回 | アーチ(解法):アーチの応力法による解法について説明する。 |
第14回 | 不静定アーチ:不静定アーチの弾性方程式による解法について説明する。 |
第15回 | 不静定アーチ:不静定アーチの弾性方程式による解法について説明する。 |
その他
教科書 |
秋山成興、野村卓史、宮森建樹、星埜正明、塩尻弘雄、花田和史、鈴村順一 『不静定構造の力学』 理工図書 2002年 第2版
高度な内容が平易に書かれている。ページ数の制限から、静定の部分はごく簡単に書かれているので、その部分は授業時補足する。
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参考書 |
特に指定しない。
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験100% |
質問への対応 | 講義中、もしくは、オフィスアワーに研究室で受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台3号館4階434B号室 mail:oda@civil.cst.nihon-u.ac.jp 駿河台3号館4階342号室 mail:kobayashi.yoshikazu@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 13:00 ~ 15:00 小田
水曜 駿河台 11:00 ~ 12:00 小林
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学生への メッセージ |
暗記は最小限にして、基本的な考え方を理解する様にし、課題をしっかりやれば力がつきます。 |