材料力学演習 (A56N)

学修到達目標	本科目は土木工学科の専門科目として設置されているものであり，土木構造物の設計・保守に関連する材料の基本的な性質と基礎方程式，およびその応用等の学習を通じて工学的な取り扱いについて修得し、最終的には土木構造物の高度な設計・保守を行える技術者を育てることを目標としている．なお，本科目を理解することにより，より複雑な構造物の取り扱いに進むことができるようになる．
授業形態及び授業方法	材料力学の講義内容に則した演習を行う．毎時間，小テストを実施する．
履修条件	再履修科目．材料力学を同時に履修または，事前に履修していること．

第1回	ガイダンス：授業の進め方等を説明する．
第2回	伸縮変形，圧縮・膨張変形に関する演習．
第3回	ずれ変形に関する演習．
第4回	曲げ変形，ねじり変形に関する演習．
第5回	熱変形に関する演習．
第6回	断面積が変化する部材の応力-ひずみに関する演習．
第7回	組合せ部材の応力-ひずみに関する演習．
第8回	演習内容の理解度を測るための試験 ( 中間試験 ) とその解説
第9回	線形弾性体の応力と歪みの関係に関する演習．
第10回	平面応力状態，平面ひずみ状態に関する演習．
第11回	モールの応力円に関する演習．
第12回	棒部材の軸荷重に対する安定性に関する演習．
第13回	棒部材の軸荷重に対する安定性に関する演習．
第14回	短柱と断面の核に関する演習
第15回	到達度を測るための平常試験とその解説．

教科書	『有光隆  『図解でわかるはじめての材料力学』  株式会社技術評論社  2003年  第1版』 1999年第1版基本的なことがしっかり書かれている。自習にも適している。
参考書	教科書以外の内容に関しては必要に応じて資料を配付する。
成績評価の方法及び基準	全授業回数の 2/3 ( 10 回 ) 以上の出席者に対して，授業中の小テスト ( 20 % )，中間試験 ( 30 % )，定期試験 ( 50 % ) で評価する．出席回数が 10 回に満たない場合は，試験の結果にかかわらず不合格とする．
質問への対応	オフィスアワー及び授業後に適宜受け付ける．
研究室又は連絡先	駿河台 4 号館 5 階 456A 号室
オフィスアワー	月曜駿河台 16:40 ～ 18:10 4号館5階456A室
学生へのメッセージ	基本的な考えを理解し、課題に取り組めば、力がつきます。

2015年 理工学部 シラバス - 土木工学科