2015年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 卒業研究 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 梅村 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A66M |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
風,構造物,環境をキーワードとする研究テーマを扱う.近年の研究テーマは次のような研究対象について設定されている. 風災害の低減に関する研究.特に竜巻や突風が及ぼす風力や飛来物の飛翔挙動と衝撃力に関する研究. 市街地の風環境の数値解析法に関する研究. 騒音,振動,日照,美観など構造物が周辺環境に与える影響に関する研究. 風や地形が及ぼす影響を考慮した音の伝播の解析および測定に関する研究 風力エネルギーの利用に関する研究. 構造力学教育を支援するソフトウェア開発に関する研究. 有限要素法による新しい解析法に関する研究 |
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学修到達目標 | 土木工学の特に構造工学分野に重点を置いた専門教育のゴールとして,前記の研究テーマを学術的に前進させる.と同時に,卒業研究を通じて,目標を達成するための道筋を自ら計画し,推進し,その結果を評価して次につなげることを体験的に学ぶ.データの分析,プレゼンテーション,報告書のまとめ方,など社会ですぐ必要となる能力も身につける. |
授業形態及び 授業方法 |
研究テーマは,研究室で進行している研究課題と卒研生の希望とを兼ね合わせて設定する.1テーマ当たり1名ないし2名で行う(実験,調査のテーマは複数で行うことが多い).テーマ設定後,テーマごとに勉強,準備を進め,定期的に進行状況を報告する.その後,例年は次のようなスケジュールで進む. 8月あるいは9月:合宿形式の中間発表会(テーマの内容理解,予備的実験やコンピュータ利用の結果報告) 12月:中間発表会(テーマの達成状況をまとめ,残り期間でめざすゴールを明確にする.論文の構成・章立てを決める) 2月:最終発表会(論文完成後,発表会で成果報告をする.構造系各研究室合同で行う) |
履修条件 | 必修 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
研究の結果(目標の達成度)よりも,目標達成のための計画の立て方,進め方における取り組み状況,継続的な努力等をより重点的に評価する. |
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質問への対応 | テーマごとに随時行う. |
研究室又は 連絡先 |
お茶の水校舎7階 C707号室,nomura@civil.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 13:00 ~ 14:00
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学生への メッセージ |
コンピュータを使ったシミュレーションに関するテーマの場合はもとより,実験や調査を主体とするテーマの場合でも,装置の制御やデータの解析のためにコンピュータの利用は欠かせません.課題に取り組みながらマスターしていきますが,まったく苦手,という人には向きません. |