道路工学 (B11C)

日本大学理工学部

2015年理工学部シラバス - 交通システム工学科

設置情報

科目名	道路工学
設置学科	交通システム工学科	学年	2年
担当者	下川・峯岸・森田	履修期	後期
単位	2	曜日時限	月曜1
校舎	船橋	時間割CD	B11C
クラス

概要

学修到達目標	本科目のカリキュラムの位置づけは、道路計画・道路設計に関する計画・設計技術について専門的な知識と演習を併用した実践的な適応技術を習得することです。また、道路構造令に準拠した道路の基盤整備の具体的内容を習得する。本科目は、学科の学習・教育到達目標A～I（「学生生活のしおり」p.1参照）のうち、D「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。
授業形態及び授業方法	道路の計画や設計・管理を行なう場合の基礎的な知識について、基礎的な考え方、平面線形、縦断線形、横断構成、平面交差点、道路構造、道路付属施設および維持管理等の面から講義し、関係を理解させる。
履修条件	選択、専門教育科目、両コース、社会基盤系群、道路工学演習と同時履修することが望ましい

授業計画

第1回	道路構造令の概要（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第2回	道路の機能（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第3回	道路の区分と設計車両、設計速度、車線数（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第4回	道路の交通容量と設計基準交通量（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第5回	道路の横断面構成（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第6回	ラウンドアバウト（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第7回	幾何構造① 概説、車道の屈曲部、曲線半径、曲線長、片勾配、片勾配や拡幅等のすりつけ（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第8回	幾何構造② 緩和区間、クロソイド曲線、制動停止視距と追越視距、縦断勾配、登坂車線、縦断曲線、横断勾配、合成勾配、平面曲線と縦断曲線の組合わせ（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第9回	平面交差① 概説、計画設計の原則、交差点付近の幾何構造、横断構成（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第10回	平面交差② 右折車線と左折車線、左折導流路の設計、導流島と導流路、横断歩道、停止線（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第11回	道路構造舗装および維持管理、付属施設等（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第12回	道路標識概説、種類、設置基準、設置場所等（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第13回	道路環境対策および対策事例（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第14回	復習およびまとめ（自己学習時間：予習30分、復習30分）
第15回	平常試験とその解説

その他

教科書	社団法人　日本道路協会『道路構造令の解説と運用(改訂版)』丸善 2007年第8版 (社)交通工学研究会『改定　平面交差の計画と設計　基礎編』 (社)交通工学研究会 2002年第1版
参考書	(社)交通工学研究会『道路交通技術必携』建設物価調査会刊 2007年第2版 (社)交通工学研究会『道路交通技術必携演習問題集』（株）丸善 2009年第初版
成績評価の方法及び基準	・全体的な知識の理解度を定期試験でGPA制度の基準にしたがって合否および優劣を評価する。・出席が80％以下の場合は、原則として定期試験の採点対象としない。なお、正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可する。
質問への対応	オフィスアワー時に研究室で対応する。
研究室又は連絡先	下川：道路マネジメント研究室　7111室 shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp 峯岸：地盤工学研究室　717室　minegishi.kunio＠nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	月曜船橋 12:30 ～ 13:00 下川火曜船橋 12:20 ～ 13:00 峯岸火曜船橋 12:30 ～ 13:00 下川木曜船橋 12:20 ～ 13:00 峯岸
学生へのメッセージ	人が歩き、車が走る道。道には、出会いの場や憩いの場、まちのたたずまいや風景ともなる道。物理的な道以外にも心豊かにする道づくりがあります。わが国の道路（道）整備について、制度や基準等の工学的な視点を交えて理解を深めていきましょう。

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