2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 景観工学 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 岡田 一天 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B13A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目はカリキュラムの中での位置づけは、社会基盤施設の講義の設計行為の中で如何にその美しさを含めたエンジニアとして自負できるものも作り上げるかという基本的な概念を習得する事にある。土木の分野で、土木構造物やそれで構成される空間の美しさ、快適性、アメニティ等が重視されるようになり、景観という観点からのものの見方が重要になってきている。 景観の基礎的な知識の修得とともに、景観的なものの見方を修得することが、本講義のねらいである。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、以下を満たしている。 美しい都市・地域社会をデザインする総合力を身につけること(Gデザイン・総合力)を主たる目標とする。そのために、なぜそのような計画設計整備を技術者として担わなければいけないかを理解する(B技術者倫理)とともに、わが国を含めた社会の歴史・文化から要求される景観整備を理解する(H歴史・文化・環境を生かす実践能力)。また、これらの計画設計に必要な景観にかかわる基本的な専門知識を身につける(D専門応用学力)ことを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
ヴィジュアル資料に基づいた講義 |
履修条件 | 専門教育科目、社会・環境系群 |
授業計画
第1回 | 景観の概念1 景観工学とは、景観という現象とデザイン(自己学習時間:復習1時間) |
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第2回 | 景観の概念2 公共施設のデザイン デザインの方法、デザインの要素、(課題1出題) (自己学習時間:復習1時間,課題締め切りまでに現地調査およびレポート作成時間5時間) |
第3回 | 景観の計画的捉え方 景観の類型、景観把握モデル、景観の変化 等 (自己学習時間:復習1時間) |
第4回 | 景観の分析1 可視・不可視、視知覚特性、視距離、仰角・俯角、見えの大きさと形、色彩、きめ 等 (自己学習時間:復習1時間) |
第5回 | 景観の分析2 ゲシュタルト、錯視と奥行 等 (自己学習時間:復習1時間) |
第6回 | 社会基盤施設別の景観 伝統景観と自然景観1(自己学習時間:復習1時間) |
第7回 | 伝統景観と自然景観2(自己学習時間:復習1時間) |
第8回 | 伝統景観と自然景観3(自己学習時間:復習1時間) |
第9回 | 伝統景観と自然景観4(自己学習時間:復習1時間) |
第10回 | 道の景観1 街路景観と道路景観、街路のプロポーション 等(自己学習時間:復習1時間) |
第11回 | 道の景観2 道路線形、道路構造と景観 (課題2出題)等(自己学習時間:復習1時間) |
第12回 | その他の社会基盤施設 例1 河川の景観 川らしさ、まちと川の関係 等(自己学習時間:復習1時間) |
第13回 | 例2 都市の景観 日本の都市景観、都市のイメージ、街並、広場 等 |
第14回 | 例3 構造物の景観 橋梁構造形式と景観、高架橋、擁壁 等(自己学習時間:復習1時間) |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
篠原修編 景観デザイン研究会著 『景観用語事典』 彰国社 1998年
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
レポート(30%)および定期試験(70%) |
質問への対応 | |
研究室又は 連絡先 |
問い合わせは江守:空港情報研究室(7号館2階7212室)emori.hisashi@nihon-u.ac.jp・047-469-8417 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00
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学生への メッセージ |