2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅰ | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 峯岸・斎藤・中山 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B13D |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、社会基盤工学の基本である構造力学について、その 専門知識を修得することです。これまでに数学で学んだ微分・積分および物理で学んだ力学を応用し、基本的な構造力学に関する問題を解決できる能力を養うことが目標です。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、(D)専門応用学力の達成に主体的に関与する重要な科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
外力が作用したときに、構造物あるいはその構成要素である部材にどのような応力(断面力 -軸力、せん断力、曲げモ-メント)やひずみ(伸縮、たわみ)が生じるか。また、それらを利用して不静定構造の解法などを構造力学の基本から説明します。ホームページには授業内容や過去の演習問題および解答、試験問題が公開されています。また、補助教材や自己学習サイトも用意してありますので活用してください。自己学習サイトで問題を解いた結果は記録されポイントになります。この授業は、構造力学演習と互いに協調しながら進めます。 |
履修条件 | 専門教育科目:必修、エンジニアリングコース 基礎力学Ⅰ、Ⅱを履修していること。構造力学演習を受講中もしくは受講していること。 |
授業計画
第1回 | 構造力学を学ぶための基礎知識 軸力を受ける棒材と応力とひずみ (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
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第2回 | 軸力を受ける不静定構造その1 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第3回 | 軸力を受ける不静定構造その2 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第4回 | 図形の性質:断面1次モ-メント/断面2次モ-メント (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第5回 | はりの力学:支持条件と反力 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第6回 | はりの力学:断面力(せん断力、曲げモ-メントその1) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第7回 | はりの力学:断面力(せん断力、曲げモ-メントその2) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第8回 | ラーメン構造およびはりの影響線 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第9回 | はりの曲げ応力とせん断応力 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第10回 | 応力の変換とモ-ルの応力円 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第11回 | はりのたわみ:基礎微分方程式 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第12回 | はりのたわみ:弾性荷重法 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第13回 | 不静定はり:静定基本系に基づく解法と微分方程式に基づく解法 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第14回 | これまでのまとめ (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第15回 | 定常試験および解説 |
その他
教科書 |
星埜、中山 『構造力学Ⅰ』 情報工学研究室
教科書は、講義資料として構造工学ⅠのホームページにてPDF形式のものが入手可能です。
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参考書 |
岡村宏一 『構造力学Ⅰ』 鹿島出版会 1988年
井上和也・岡二三生・田村武ほか9名 『土木基礎力学1 ‐構造力学の基礎‐』 実教出版 2007年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
自己演習サイトの評価(約20%)および定常試験(約80%)の割合で、GPA制度の基準にしたがって合否および優劣を総合評価します。正当な理由がない出席が80%以下の学生については、原則として定常試験の採点対象としないので、必ず出席してください。出席状況はホームページで確認できます。正当な理由で講義を欠席した場合は、速やかに欠席届を提出して欠席分の授業に関するレポートを提出することで、定常試験の対象とします。 |
質問への対応 | 授業中に質問してもらうと、同じ疑問を持っている多くの学生に説明できます。授業時間以外では、研究室で対応します。中山に質問がある場合は、メールで質問してください。 |
研究室又は 連絡先 |
峯岸:地盤工学研究室:7号館717号室 minegishi.kunio@nihon-u.ac.jp 047-469-5217 中山:nakayama.haruyuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 地盤工学研究室(717室)
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 地盤工学研究室(717室)
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学生への メッセージ |
基礎力学Ⅰ、Ⅱで学んだ内容はこの教科を学ぶ上で重要です。また、製図で貴方が製作したプレートガーター橋が、載荷実験でどのように破壊したかをビデオで確認してください。この教科の内容で重要なヒントになるはずです。授業内容、演習問題と解答、過去の問題および出席状況は、構造力学Ⅰのホームページで確認できます。予習復習に利用してください。一部はe-learningシステムなので、是非試してください。 |