2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 |
都市デザイン
都市のデザインと交通システム
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 藤井・江守 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B14C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは,都市を構成の方法・手法について習得する。まずアーバンデザインの方法について論述し、さらにアーバンデザインのエレメントを取り上げて各論として述べる。引き続いてアーバンデザインのシステムについて「歴史」「防災」「環境」「交通空間」等をキーワードとし論ずる。本科目は交通システム工学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」P.1参照)のうちG(デザイン・総合力)の達成に重要な科目である。またHの達成にも関連する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
スライドとパワーポイントを使用して講義を行う。 |
履修条件 | 専門教育科目。社会・環境系群科目。両コース |
授業計画
第1回 | ガイダンス アーバンデザインの方法-1 都市デザインコンペを題材とした意匠設計プロセスの紹介 大阪駅北口地区国際コンセプトコンペ応募案(2003)・気仙沼防潮堤提案コンペ(2012)など(自己学習時間:予習30分) |
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第2回 | アーバンデザインの方法-2 都市デザインの理論1 ケビン・リンチの「都市のイメージ」とクリストファ・アレグザンダーの「パターンランゲージ」の都市論 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第3回 | アーバンデザインの方法-3 都市デザインの理論2 都市の自動車交通・ブキャナンレポート (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第4回 | アーバンデザインのエレメント-1 塔とモニュメント----ランドマーク (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第5回 | アーバンデザインのエレメント-2 広場----ヨーロッパ中世の広場 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第6回 | アーバンデザインのエレメント-3 公園と庭園----ランドスケープデザイン (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第7回 | アーバンデザインのエレメント-4 橋----シュライヒ、ミムラム、カラトラバの作品 レポート提出 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第8回 | アーバンデザインのシステム 日本都市デザイン史----古代、中世、近世 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第9回 | 防災都市 東日本大震災復興水上空港ネットワーク構想 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第10回 | 交通空間とアーバンデザイン-1 交通と都市総論 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第11回 | 交通空間とアーバンデザイン-2 駅と駅前広場のデザイン (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第12回 | 交通空間とアーバンデザイン-3 空港・旅客船ターミナルのデザイン (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第13回 | 交通空間とアーバンデザイン-4 道路空間のデザイン (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第14回 | 交通空間とアーバンデザイン-5 歩行者空間のデザイン (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
伊澤 岬 『交通空間のデザイン』 彰国社 2000年 第1版
江守央ほか 『観光のユニバーサルデザイン』 学芸出版社 2010年 第1版
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参考書 |
『都市のイメージ』 ケビン・リンチ(丹下健三:訳) 岩波書店 2006年 第1版
クリストファ・アレグザンダー 『パターンランゲージ』 鹿島出版会 1984年 第12版
『都市の自動車交通』 イギリスのブキャナン・レポート 鹿島研究所出版会 1965年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験(80%)と提出物(20%)による評価を行う。 また出席率が80%に満たない場合は不可とする。 |
質問への対応 | オフィスアワーで対応する |
研究室又は 連絡先 |
江守:空港情報研究室(7号館2階7212室)emori.hisashi@nihon-u.ac.jp・047-469-8417 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
都市のデザインや環境に興味を持ち,日頃からまち・都市の状況を意識しながら生活してほしい |