2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 物理学Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大久保・南葉 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B21C |
クラス | 1 、 2 |
概要
学修到達目標 | 物理学Iを基礎として、熱力学・電磁気学を中心に学習し、重要な概念や法則を理解することを目標とする。尚、本科目は、社会交通工学科の学習・教育目標A~I(「学生生活のしおり」p.9,10参照)のうち、C「専門基礎学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式。高校で物理を履修しなかった学生にも配慮し、いきなり一般論を展開することは避け、なるべく簡単な例から出発し、徐々に一般的な場合に進む方法で講義を行う。また、必要な数学的手法についても随時説明する。 |
履修条件 | 「エンジニアリングコース」にて選択科目。科目区分は「基礎教育科目」。 |
授業計画
第1回 | ・本科目に関する履修用件の説明。 ・波について学ぶ(正弦波、反射、屈折)。 [自己学習時間:復習180分] |
---|---|
第2回 | ・波動について学ぶ(弦の振動、気柱共鳴、ドップラー効果)。 [自己学習時間:復習240分] |
第3回 | ・中間テスト(波動) ・熱について学ぶ(熱、温度、比熱、熱膨張、等)。 [自己学習時間:復習120分] |
第4回 | ・気体分子運動論について学ぶ(ボイル・シャルルの法則、理想気体など)。 [自己学習時間:復習180分] |
第5回 | ・熱力学の基礎について学ぶ (熱力学第1法則、定圧・定積・等温・断熱変化、理想気体の比熱、内部エネルギー)。 [自己学習時間:復習180分] |
第6回 | ・熱力学について学ぶ(熱力学第2法則、カルノーサイクル、効率、等)。 [自己学習時間:復習240分] |
第7回 | ・中間テスト②(熱力学) ・静電場について学ぶ、その1(クーロンの法則、静電場、等)。 [自己学習時間:復習120分] |
第8回 | ・静電場について学ぶ、その2(ガウスの法則、電位、等)。 [自己学習時間:復習180分] |
第9回 | ・静電場について学ぶ、その3(静電誘導、コンデンサ、電場のエネルギー、等)。 [自己学習時間:復習180分] |
第10回 | ・電流について学ぶ(電流、起電力、オームの法則、抵抗率、回路、合成抵抗)。 [自己学習時間:復習180分] |
第11回 | ・回路について学ぶ(キルヒホッフの法則、電力、ジュール熱、等)。 [自己学習時間:復習240分] |
第12回 | ・中間テスト③(電気) ・磁場の概論について学ぶ(磁場、右ネジの法則、ローレンツ力、フレミングの左手の法則、) [自己学習時間:復習120分] |
第13回 | ・磁場における法則について学ぶ(ビオサバールの法則、アンペールの法則等)。 [自己学習時間:復習180分] |
第14回 | ・電磁誘導について学ぶ(レンツの法則等)。 ・中間テスト④(磁気) [自己学習時間:復習300分] |
第15回 | ・中間テスト①②③④の学び直し再テスト❶❷❸❹(4つのうち2つ 以内選択) ・物理概論としての総括及び質疑応答 |
その他
教科書 |
原 康夫 『物理学基礎』 学術図書出版社 1986年 第4版
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
評価は中間テスト①②③④各25%程度で判断、ただし受講態度(宿題等)を若干考慮する。 尚、第15回に行う再テスト❶❷❸❹(4つのうち2つまで選択可)は 、それぞれ中間テスト①②③④に対応し、学び直しの場として設定しているので中間テストより成績が良ければ、対応する中間テストの点を置き換える。 また、上記の判断の外に、理由無き欠席2回からは大きく減点し、基本的には合格できないものとする。 |
質問への対応 | オフィスアワーでしたらOKです。 ただし、会議などがある場合もありますので、まずメールでアポイントを取りましょう! 上記時間以外でも対応できる場合がありますのでまずはメールを! |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎1号館1階112室(125室にいる事も多い)。 nao@phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:20
金曜 船橋 13:00 ~ 13:15
|
学生への メッセージ |
学習支援センター(PUC)をうまく活用し、中学・高校で不得意であった数学を早めに克服しておきましょう! |