2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | ユニバーサルデザイン | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 下川・江守 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B22D |
クラス |
概要
学修到達目標 | バリアフリー法が制定され「道路」「車両」「公共施設・建築」の他,「路外駐車場」,「公園」のバリアフリー化が求められなかで,「市民参加」によるまちづくりを推進されている。そこで「交通空間のユニバーサルデザイン」と「福祉のまちづくり」さらに「観光ユニバーサルデザイン」の3つの視点から・基本的な考え方や用語,さらにワークショップの実習からユニバーサルデザインに関する知識を学習する。本科目は交通システム工学科の学習・教育到達目標A~IのうちIのコミュニケーション・ファシリテイト能力の達成に主体的に関与する科目であり、さらにB、H、Gの達成に補足的に関与する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主にパワーポイントを使用して講義を行う。また毎回,授業ノートを配布し回収する。 |
履修条件 | 両コース選択 社会・環境系群科目 都市デザイン,景観設計,道路工学、道路工学演習を修得・受講することが望ましく効果的である。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 交通空間のデザインとユニバーサルデザイン総論 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
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第2回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン1 「バリアフリー法と各種基準とガイドライン」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第3回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン2 福祉のまちづくりのススメ方「重点整備地区と生活関連経路」 (自己学習時間:予習30分、レポート課題演習90分) |
第4回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン3 「駅舎・公園・路外駐車場」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第5回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン4 「道路工学・道路構造とユニバーサルデザイン」 |
第6回 | 福祉のまちづくりと市民参加1 交通のバリアフリーとユーザーエキスパート (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第7回 | 福祉のまちづくりと市民参加2 東京オリンピック・パラリンピックとUD (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第8回 | 福祉のまちづくりと市民参加3 ソーシャルキャピタルの可能性 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第9回 | ワークショップの方法と進め方及び分析・まとめの方法 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第10回 | ワークショップの方法:テーマ:船橋キャンパスバリアチェック (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第11回 | ワークショップの成果とまとめ方 (自己学習時間:予習30分、レポート課題演習90分) |
第12回 | ワークショップを生かす方法:ユニバーサルデザインと意匠設計 レポート提出 「ユニバーサルデザインとまちのデザインについて」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第13回 | 観光ユニバーサルデザイン1 世界遺産/京都・奈良世界遺産境内のUDと観光UD (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第14回 | 観光ユニバーサルデザイン2 観光まちづくりとユニバーサルデザイン (自己学習時間:予習30分、レポート課題演習90分) |
第15回 | 授業内試験とその解説、これまでのレポート解説 (自己学習時間:復習60分) |
その他
教科書 |
伊澤 岬 『交通空間のデザイン』 彰国社 2000年 第1版
伊澤 江守ほか 『交通バリアフリーの実際』 共立出版 2006年 第1版
伊澤 江守ほか 『観光のユニバーサルデザイン』 学芸出版社 2010年 第1版
日本福祉のまちづくり学会 編 『福祉のまちづくりの検証』 彰国社 2013年 第1版
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参考書 |
財)国土技術研究センター 『道路の移動円滑化整備ガイドライン』 大成出版社 2008年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート課題とワークショップ課題によって、達成度を50%評価する。授業内試験で残り50%の評価を行う。授業の出席が80%に満たない場合は採点しない。 |
質問への対応 | オフィスアワーで対応する |
研究室又は 連絡先 |
7号館 7212室 047-469-8147 emori.hisashi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
デザインとバリアフリーの融合を視点に授業を行う ポータルを多用するため,PCあるいはタブレットがある方がよい |