2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
| 科目名 | コンクリート構造Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 下辺・斉藤 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | B32H |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは，交通施設構造物の建設に多く用いられる構造の中で ，主に鉄筋コンクリート構造についての基礎的な知識と計算方法を習得することです。設計において必要なコンクリートの材料特性の知識を具体的に説明できるとともに，さらに鉄筋コンクリート構造における曲げを受ける部材の挙動や耐力の計算方法を実用できる力を養います。 この学習は，コンクリート構造物の新設のみならず，維持管理（補修・補強）業務にも必要な知識を養うための基礎となります。 本科目は，交通システム工学科の学習・教育到達目標A～I（「学生生活のしおり」p.1参照）のうち，D「専門応用学力」の達成に重要な科目です。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
教科書を中心に講義を進めます。理解を助けるために適宜課題演習を行います。 |
| 履修条件 | 専門教育科目。エンジニアリングコース：選択科目。社会基盤系群。 履修条件：建設材料Ⅰを履修していること。 |
授業計画
| 第1回 | ＜講義内容の説明，序論（１）＞コンクリート構造の種類／鉄筋コンクリートの特徴など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
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| 第2回 | ＜序論（２）＞鉄筋コンクリートの成り立ちなど。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第3回 | ＜鉄筋コンクリートの設計法（１）＞設計の基本／要求性能の照査／各種構造物の設計指針類など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第4回 | ＜鉄筋コンクリートの設計法（２）＞限界状態設計法／許容応力度設計法など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第5回 | ＜材料特性（１）＞材料特性と構造物の特性／コンクリートの材料特性（コンクリートの強度特性）など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第6回 | ＜材料特性（２）＞コンクリートの材料特性（コンクリートの変形特性／コンクリートの熱特性／コンクリートの収縮特性）など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第7回 | ＜材料特性（３）＞コンクリートの材料特性（コンクリートのクリープ特性）／鋼材の材料特性など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第8回 | ＜材料特性の演習＞教科書の章末演習問題などを行い，計算方法を習得する。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第9回 | ＜曲げを受ける部材（１）＞曲げ応力度（基本仮定，曲げモーメントを受ける部材（単鉄筋長方形断面部材））など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第10回 | ＜曲げを受ける部材（２）＞曲げ応力度（曲げモーメントを受ける部材（複鉄筋長方形断面部材，単鉄筋T形断面部材，複鉄筋T形断面部材））など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第11回 | ＜曲げを受ける部材（３）＞ひび割れ幅と変形など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第12回 | ＜曲げを受ける部材（４）＞曲げ耐力など。 （自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第13回 | ＜曲げを受ける部材の演習（１）＞教科書の章末演習問題などを行い，計算方法を習得する。（自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第14回 | ＜曲げを受ける部材の演習（２）＞教科書の章末演習問題などを行い，計算方法を習得する。（自己学習時間：予習20分，復習40分） |
| 第15回 | ＜平常試験およびその解説＞理解度確認のためのテストを実施し，本科目に関連する学習・教育到達目標及び具体的な能力が身についていることを確認する。平常試験の解答を示し，その解説を行う。学生は各自，理解できていなかった項目を復習し，理解を深めることとする。 （自己学習時間：復習60分） |
その他
| 教科書 |
宮澤伸吾，岩月栄治，氏家勲，大下英吉，笠井哲郎，溝渕利明 『基礎から学ぶ鉄筋コンクリート工学』 朝倉書店 2010年 第1版
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| 参考書 |
内山久雄，牧剛史，加藤佳孝，山口明伸 『ゼロから学ぶ土木の基本 コンクリート』 オーム社 2012年 第1版
吉川弘道 『鉄筋コンクリートの解析と設計』 丸善 2004年 第2版
大塚浩司，庄谷征美，外門正直，原忠勝 『鉄筋コンクリート工学』 技報堂 2005年 第3版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
・総合評価は原則として平常試験80％および演習20％の配点とし，ＧＰＡ制度の基準にしたがって合否および優劣を総合評価する。 ・出席が80％未満の場合は，原則として定期試験の採点対象としない。 |
| 質問への対応 | オフィースアワー時に対応。 |
| 研究室又は 連絡先 |
研究室：基礎力学研究室（船橋校舎7号館１階7110室） |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ～ 13:10 下邊
火曜 船橋 12:20 ～ 13:10 下邊、齊藤
木曜 船橋 12:20 ～ 13:10 齊藤
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| 学生への メッセージ |
本授業に望むにあたっては教科書，ノート，電卓，筆記用具（定規も含む）を常に持参し，授業中は常に静粛にし私語を慎むこと。 |