2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 |
不動産概論
不動産を科学する。
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 橋本 樹宜 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B32J |
クラス |
概要
学修到達目標 | おもに土地・建物を指す不動産は、有限性ゆえ利用等には細心の注意を有する。本講義では 、交通計画やまちづくりに大きな影響を与える不動産の重要性やあり方および不動産をめぐる実務(資格を含め)、課題等を中心に不動産の全体像を概観することを目途とする。本科目は、交通システム工学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」P.1参照)のうち、D「専門応用能力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイント、資料コピーなどを用いて、さまざまな視点の見解を披瀝して理解を促す。 |
履修条件 | 不動産業への理解およびまちづくり等の基礎知識を有することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:不動産概論のカリキュラム説明(目指すべき成果と理解) |
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第2回 | 沿線開発と不動産との関係(小林一三の業績から沿線開発を理解する) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第3回 | 不動産業の役割と意義(国土創造から都市創造などの実例から不動産業の役割と理解を深める) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第4回 | 不動産業の種類(不動産業の種類とその概要から、産業としての幅広さ理解する) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第5回 | 不動産の価格の決定の仕組(不動産価格の仕組みと不動産価格形成の手法の理解) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第6回 | 不動産の価格の査定の仕方(不動産価格調査:演習) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第7回 | 不動産を所有する意味と仕組み(不動産登記の理解から所有者としての責務) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第8回 | 不動産を利用する意味(不動産賃貸業の理解と方向性) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第9回 | (不動産を管理する意味(不動産管理の重要性の理解) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第10回 | 不動産マーケットの見方(様々な角度からみる不動産マーケットの理解) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第11回 | 不動産と金融商品(不動産金融市場の理解) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第12回 | 不動産業界について(不動産業態のトレンド) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第13回 | 不動産にかかる税金(不動産にかかわる税金の理解) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第14回 | 全講義のおさらい (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第15回 | 平常試験及び解説 |
その他
教科書 |
授業時に資料等を配付する。
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参考書 |
授業時に伝える。
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成績評価の方法 及び基準 |
全体的な知識の理解度を定期試験100%で評価する。出席が70%以下、レポート未提出の場合は、原則として定期試験の採点対象者とはしない。なお、正当な理由がある場合に、追加課題等の提出により採点対象とする。 |
質問への対応 | 授業中、オフィスアワーおよび電子メール等により随時受け付ける。回答は授業中に行う。 |
研究室又は 連絡先 |
・橋本樹宜 協永ソフトエンジニアリング㈱ 電話;03-3263-6565 e-mail;hashimoto-kse@mist.ocn.ne.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
工学系で不動産界全体を概観する授業は、わが国でも極めて少ないので、積極的に受講をし て風聞によらない真の不動産の理解をして欲しい。 |