2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 国際開発援助論 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 福田・増島 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B33D |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、技術者として開発途上国における様々な問題を理解し、その解決のために実施される政策を理論的に解釈する能力、および問題解決のための援助の仕組みとその実情、課題を知り、技術者として果たすべき役割を理解する能力を習得することであり、以下が出来ることを目標とする(認知的領域:知識・理解)。 (1)開発途上国における様々な問題を、図を用いて説明できる。 (2)開発途上国における問題解決のための政策を、理論的を用いて説明できる。 (3)開発途上国における問題解決のための援助の仕組みとその実情、課題を説明できる。 (4)開発途上国に対する援助におて技術者として果たすべき役割を説明できる。 本科目は社会交通工学科の学習・教育到達目標A~IのうちD「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目である。また、B「技術者倫理」の達成に補足的に関与する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式。数回にわたりレポートを提出してもらう。 |
履修条件 | マネジメントコース、必須、専門教育科目 エンジニアリングコース、選択、専門教育科目 |
授業計画
第1回 | 開発途上国の現状と課題、政府開発援助の歴史【福田】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
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第2回 | 貧困の測定【福田】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第3回 | 援助対象の特定と自助努力【福田】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第4回 | 政府開発援助の仕組み1【増島】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第5回 | 政府開発援助の仕組み2【増島】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第6回 | 開発援助における交通施設整備1【増島】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第7回 | 開発援助における交通施設整備2【増島】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第8回 | 人口問題の発生のメカニズム【福田】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第9回 | 農業における生産性、貧困からの脱出、マルサスの罠【福田】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第10回 | 輸入代替化による工業化の進展1【福田】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第11回 | 輸入代替化による工業化の進展2【福田】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第12回 | 都市化:発生のメカニズム【福田】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第13回 | 都市化:不完全就業者の発生と政策【福田】 (自己学習時間:予習時間45分、復習時間45分) |
第14回 | 試験と解説【福田】 |
第15回 | 全体のまとめ【福田】 |
その他
教科書 | |
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験では、D「専門応用学力」の達成に関して、①開発途上国における様々な問題を、図を用いて説明できるか、②開発途上国における問題解決のための政策を、理論的を用いて説明できるか、③開発途上国における問題解決のための援助の仕組みとその実情、課題を説明できるかを、B「技術者倫理」の達成に関して④開発途上国に対する援助におて技術者として果たすべき役割を説明できるかを確認する。また、レポートではD「専門応用学力」の達成に関して、上記①、②、③ができることを確認する。配点は、定期試験70%、レポート30%とする。出席が70%に満たない場合は、原則として定期試験の採点対象としない(正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可する)。 |
質問への対応 | 講義終了後および電子メールにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
電子メールアドレスは講義1回目に指示する。 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
我が国の開発援助の中で交通施設の整備は大きな部分を占めいています。将来、技術者として国際社会でこのような開発援助に関わる上で、最低限必要な知識・能力、技術者としての倫理観を身につけてください。 土曜日に集中講義を行う場合がありますので注意してください。 |