2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通事業論 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 轟・西村・阿部 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B33E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目では,交通事業の経営・運営などに関する理論とその実際について学び,交通事業のあり方や実務について専門的見地から議論できるようになることを学習目標とする. 本科目は,学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち,D「専門応用力」の達成に重要な科目です. |
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授業形態及び 授業方法 |
15回の講義を行う.そのうち,1回は試験を行う. なお,授業は3~4限連続で行う.授業日は別途提示する. |
履修条件 | 専門教育科目 マネジメントコース・選択 交通計画系群 「交通システム計画」「交通経済学」「社会基盤計画」「プランナーのための会計学」を受講することが望ましい. |
授業計画
第1回 | <授業の順序,授業日は変更になる場合がある> ガイダンス(轟) 学習目標,授業計画,授業スケジュールなど 交通事業とは 交通事業の特性,交通事業の種類,交通事業の経営,交通事業関連法規など (自己学習時間 予復習60分) |
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第2回 | 交通事業の実際「鉄道」(阿部) 1.満員電車がなくなる日(その1) (自己学習時間 予復習60分) |
第3回 | 交通事業の実際「鉄道」(阿部) 2.満員電車がなくなる日(その2) (自己学習時間 予復習60分) |
第4回 | 交通事業の実際「鉄道」(阿部) 3.前回演習課題の解説、LRT高速・高頻度運行システムの開発とその導入効果 (自己学習時間 予復習60分) |
第5回 | 交通事業の実際「鉄道」(阿部) 4.大都市東京でのLRTの必要性と池袋の試み、沖縄でのLRT実現方策の提案 (自己学習時間 予復習60分) |
第6回 | 交通事業の実際「鉄道」(阿部) 5.前回演習課題の解説、クルマ社会の次にあるもの (自己学習時間 予復習60分) |
第7回 | 交通事業の実際「鉄道」(阿部) 6.都市交通の課題を考える、DMVと鉄輪式リニアを活用した鉄道の再構築 (自己学習時間 予復習60分) |
第8回 | 交通事業の実際「航空」(西村) 1.国際事業としての航空 これからの就業にあたっては、国際という概念を外しては考えられない。航空事業を通じて、国際という事を考える。 (自己学習時間 予復習60分) |
第9回 | 交通事業の実際「航空」(西村) 2.ANAとJAL 日本の航空事業を、日本を代表してきたANAとJALを通して考える。 (自己学習時間 予復習60分) |
第10回 | 交通事業の実際「航空」(西村) 3.航空事業と政治の関わり 認可事業としての航空は、政治と密接な関係にある。JAL倒産後のV字回復の中での政治の役割を簡単に解説する。 (自己学習時間 予復習60分) |
第11回 | 交通事業の実際「航空」(西村) 4.LCCの事業性 今や、世界の空を席巻するかの如きLCCの将来性と問題について考える。 (自己学習時間 予復習60分) (自己学習時間 予復習60分) |
第12回 | 交通事業の実際「航空」(西村) 5.航空管制と整備 航空事業の根本である航空管制【航路交通】、及び航空機整備について、その基本を紹介する。 (自己学習時間 予復習60分) |
第13回 | 交通事業の実際「航空」(西村) 6.航空会社の生残り策 航空会社が未来永劫安定という時代は去った。これからの航空会社の生残り策がどう展開するのか、皆で考える。 (自己学習時間 予復習60分) |
第14回 | <平常試験と解説> (自己学習時間 予復習120分) |
第15回 | <平常試験と解説> (自己学習時間 予復習120分) |
その他
教科書 |
阿部 等 『満員電車がなくなる日』 角川SSC新書
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参考書 |
土井正幸 , 坂下 昇 『交通経済学(応用地域経済学シリーズ)』 東洋経済新報社
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成績評価の方法 及び基準 |
総合評価は,試験(70%),演習課題(30%)の配点とする. GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行う. |
質問への対応 | 授業後などに対応 |
研究室又は 連絡先 |
運輸交通計画研究室 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 16:30 ~ 17:00
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学生への メッセージ |