2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 水理学 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 山本 忠幸 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B34C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 水理学は主として水の流れに伴う運動や諸現象を対象とし、その特性を表す基礎方程式や 物理法則を理解し、将来、応用分野である水工学を専攻する際の基礎を学修する。 本科目は、交通システム工学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、D「専門応用能力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。また、C「専門基礎学力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
水理学が我々を取り巻く生活、環境、防災に深く関わっていることを理解し、演習問題を多 用することによって解決能力を養い、水工学に関する実用的な諸問題に対応できる技術的 能力を高めることに力点をおく。 |
履修条件 | 基礎的な物理学、特に力のつりあい、運動法則、落下運動、流体エネルギ-および数学を 履修していることが望ましい。 専門教育科目、両コース共通。 |
授業計画
第1回 | 水理学の内容と発展 |
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第2回 | 力・単位・次元解析と相似則 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第3回 | 水の水理学的性質・静水圧(1) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第4回 | 静水圧(2) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第5回 | 相対的静止の水面形、浮体の安定 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第6回 | 流れの一般理論(1) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第7回 | 流れの一般理論(2) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第8回 | 次元解析と相似則、浮体の安定、静水圧,および流れの一般理論の総括学習 (自己学習時間:予習60分、復習60分) |
第9回 | 孔口および各種せきからの流出 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第10回 | 管水路流(1) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第11回 | 管水路流(2) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第12回 | 開水路流(1) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第13回 | 開水路流(2) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第14回 | 開水路流(3) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第15回 | 孔口、せき、管水路流、および開水路流の総括学習 (自己学習時間:予習60分、復習60分 |
その他
教科書 |
小川元・山本忠幸 『「水理学」改訂増補版』 共立出版 2011年 第2版
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参考書 |
浅枝隆・有田正光・玉井信行・福井吉孝 『水理学』 オ-ム社 1997年 第2版
日下部重幸・檀和秀・湯城豊勝 『水理学』 コロナ社 2002年 第1版
山本忠幸・金光寿一・峯岸邦夫 『「土木職公務員試験」過去問と攻略法』 共立出版 2013年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
出席80%未満(授業回数15回中11回以下)の学生は採点対象としない。ただし、正当な理由による欠席の場合は、欠席時間に該当する課題提出により対応する。 成績評価は、演習課題による平常評価(20%)と期末試験(80%)で行う。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受ける。 |
研究室又は 連絡先 |
交通環境研究室(738室)伊東 山本:yamamoto_t@chuoko.ac.jp 伊東:ito.hideyuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
水理学は力学の知識や数式の誘導が多いため敬遠されがちな教科の一つで ある。基礎的な事項を重点においた講義の展開に努めるので、欠席をせず 積極的な受講を希望する。 |