2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 |
製図・デザイン基礎Ⅰ
表現方法の修得と景観設計の基礎
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 下川・江守・稲垣 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B41A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、交通施設等の建設に関する製図技術について基礎的な知識・技術を習得することです。社会基盤施設を構成する交通施設等の調査、計画、設計、施工および維持管理に必要な図面を作成にあたっての基礎的な製図法を修得。特に計画に関わる景観・デザインの基礎的な表現手法とデザイン手法を習得します。本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、G(デザイン・総合力)の達成について主体的に関与する重要な科目である。またC、E、F、Iの達成にも関連する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義をすすめながらの演習を毎週実施しながら授業を進めます。 製図用具一式が必要となり、その準備は課題ごとに異なる。 またコンピュータを使用する課題を求めるため、コンピュータ(ノートパソコン)は各自用意することになります。これは4年間必要なものですのでそのつもりで準備されることをお勧めします。念のため数に限りがあるが事前申請者にはノートパソコン貸出の用意もあります。 |
履修条件 | この科目は交通システム工学科に設置される全ての科目の基本となります。 両コース必修科目。専門教育科目となります |
授業計画
第1回 | 製図・デザイン教育の方法と成果・スケジュール・購入品目の説明 (自己学習時間:予習30分) |
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第2回 | アナログドローイング1 製図の方法と演習 線の演習「橋の模型用図面作成」 (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第3回 | アナログドローイング2 模型制作「簡易アーチ橋」 (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第4回 | アナログドローイング3 透視図法について アイソメ・アクソメ演習、課題「橋のアイソメ」 (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第5回 | アナログドローイング4 1点透視図法について 1点透視図演習、課題「橋の1点透視」 (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第6回 | デジタルドローイング1 デジタル製図技術概論 「CADとGoogle earth,スケッチアップなどのデジタルドローイングツール」 (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第7回 | デジタルドローイング2 プレゼンテーション技術1(openOFFICE or Word,Excel,Powerpointなどのデジタルプレゼンテーションツール) (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第8回 | デジタルドローイング3 プレゼンテーション技術2(openOFFICE or Word,Excel,Powerpointなどのデジタルプレゼンテーションツール) (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第9回 | デザインドローイング1 個人設計(キャンパスのストリートファニチュアと広場のデザイン) コンセプトワーキング: (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) A4パネルの提出(これまでの課題を基にアーチ橋のプレゼン) |
第10回 | デザインドローイング2 個人設計(キャンパスのストリートファニチュアと広場のデザイン) 敷地模型の作成 (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第11回 | デザインドローイング3 個人設計(キャンパスのストリートファニチュアと広場のデザイン) プレゼンテーション 全体計画・施設計画・家具計画・植栽計画等 (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第12回 | デザインドローイング4 グループ設計(キャンパスのストリートファニチュアと広場のデザイン) キャンパスプランニング1 コンセプトワーキング(個人で分担) (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第13回 | デザインドローイング5 グループ設計(キャンパスのストリートファニチュアと広場のデザイン) キャンパスプランニング2 全体計画・施設計画・家具計画・植栽計画(個人で分担) (自己学習時間:予習30分、課題演習60分) |
第14回 | デザインドローイング6 グループ設計(キャンパスのストリートファニチュアと広場のデザイン) キャンパスプランニング3 全体計画・施設計画・交通計画・デザイン (自己学習時間:復習30分) |
第15回 | デザインドローイング7 グループ設計(キャンパスのストリートファニチュアと広場のデザイン) 最終提出とプレゼンテーションと講評 (自己学習時間:復習30分) |
その他
教科書 |
伊澤 岬 『交通空間のデザイン』 彰国者 2000年 第1版
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参考書 |
図研究会 『図・建築表現の手法』 東海大学出版会 1999年 第1版
山城義彦 『現代パースの基礎と実践』 グラフィック社 1981年 第1版
図・建築表現の手法は1・2があり、1では授業でも行う透視図をはじめ、プレゼンテーション図面について、実例をもとに詳しく掲載されている。2では模型作成について、材料をはじめ、用具についても作成例をもとに、詳しく掲載されている。
「現代パースの基礎と実践」では、授業でもおこなう透視図法について、論理的に説明が加えれており、その原理を詳しく知ることができる。
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成績評価の方法 及び基準 |
課題が不十分または未提出の場合,あるいは出席が80%に満たない場合は最終評価は行わないので課題提出については細心の注意を払うこと. 評価はその提出課題の評価と演習課題の評価により、その総合点から採点する。 グループ課題については,原則としてグループ全体の評価として個人差はつけない.ただし,著しく怠慢が認められた場合は採点しない場合もある. |
質問への対応 | オフィスアワーで対応する |
研究室又は 連絡先 |
下川:7号館 7111室 047-469-5503 江守:7号館 7212室 047-469-8417 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
課題については、提出期限を必ず守ること。守れない場合は原則として受け取らない。 課題未提出者については、最終評価をしない。課題遅延提出については厳しく減点する。 他人の図面やデータをコピーして提出した者は、以降課題受取を拒否する。 グループ課題はグループ全員で取り組むことを前提としているため,著しい怠慢が認められた場合は採点から除外する場合がある. |