2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通需要予測 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 福田・轟・石坂 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B42C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、交通計画に関する需要予測について基礎的な知識と実際に交通需要を推計する技能を習得することです。交通計画の基礎である、パーソントリップ調査、交通需要推計法、交通整備計画の評価法を理解し、実際の交通計画に適用する能力を養います。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、D「専門応用学力」の達成に重要な科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
テキストを使い各手法・モデルの基本的な理論を講義すると共に、理解を深めるために、事 例を用いて具体的適用方法を紹介する。さらに、交通計画を実施する具体的技術を取得できるよう、交通需要推計パッケージJICA STRADAを活用して演習を行いながら、解説を行う。 |
履修条件 | 専門教育科目 両コース共通 交通計画系群 「数理統計学」「交通システム計画」を受講していること。 |
授業計画
第1回 | 交通計画と交通需要予測 都市交通問題とパーソントリップ調査の概要/交通需要推計の概要[自己学習時間:予習30分,復習30分] |
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第2回 | STRADAを用いた交通需要予測の実際について [自己学習時間:予習30分,復習30分] |
第3回 | STRADAを用いた交通需要予測演習課題について 分析対象地域/ゾーン/OD表 [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第4回 | 生成交通量・発生集中交通量推計モデルの構築(演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第5回 | 発生集中交通量の推計(演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第6回 | 分布交通量推計モデルの構築(演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第7回 | 分布交通量モデルの構築(演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第8回 | 機関分担交通量の推計(演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第9回 | 利用者均衡配分モデルの構築(演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第10回 | 利用者均衡モデルによる配分交通量推計(演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第11回 | 公共交通路線配分(演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第12回 | 道路交通計画と費用便益分析(演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第13回 | 非集計モデルによる機関分担推計 [自己学習時間:予習30分,課題レポート60分] |
第14回 | 総合演習(グループワーク演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート120分] |
第15回 | 総合演習(グループワーク演習) [自己学習時間:予習30分,課題レポート120分] |
その他
教科書 |
『交通計画学』 金雄雄一郎 コロナ社
『STRADAチュートリアル』 IT都市研究所
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参考書 |
(社)交通工学研究会 『道路交通技術必携』 2007年
新谷洋二編著 『都市交通計画』 技報堂出版 第2版
森杉,宮城編著 『都市交通プロジェクト評価』 コロナ社
道路投資の評価に関する指針検討委員会編 『道路投資の評価に関する指針(案)』 日本総合研究所
講義の中で適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート(演習課題レポート・ミニテスト)によりD「専門応用学力」の達成に関して①交通計画に関する需要予測について基礎的な知識を習得しているか、②実際に交通需要を推計する技能を習得しているかを評価し,GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行う. 課題演習レポートは,授業の中で交通需要推計パッケージJICA STRADAを活用して需要推計の段階に応じた演習内容とする.ミニテストは,適宜授業中に行う. ただし、70%以上の出席がない場合は、原則として採点の対象としない(正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可する)。 |
質問への対応 | 講義終了後あるいはオフィスアワーに対応 |
研究室又は 連絡先 |
交通システム研究室 運輸交通計画研究室 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
講義にはコンピュータを使用するので、ノート型コンピュータを持参すること(準備できない者は事前に相談すること)。 |