2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 環境・技術者倫理 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 佐田・岩井 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 木曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B42E B44H |
クラス |
概要
学修到達目標 | 交通を含む工学分野の技術者倫理、および環境倫理について学習する。「技術者倫理」、す なわち工学分野の専門家が備えるべき責任と義務、および「環境倫理」についての考え方を学び、技術者倫理を自ら実行できる力を養う。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、B「技術者倫理」の達成に主体的に関与する重要な科目です。また、D「専門応用学力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「技術者倫理」の視点、専門家のあり方、倫理規定の内容、環境問題と技術者の関わりなどの基本的事項を理解した上で、事例研究も含め、問題を掘り下げて考える。 |
履修条件 | 広く社会の問題に興味を持っていることが望ましい。 専門教育科目、両コース共通。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス(佐田) キャンパスにおける正直性 (佐田) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
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第2回 | 技術者倫理と環境倫理の関わり、および技術者の仕事(業務と責任) モラルと倫理 (佐田) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第3回 | 技術者の倫理 (佐田) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第4回 | 技術と技術者の仕事および日本の建設業 (佐田) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第5回 | 技術者の倫理規範と倫理規定 (佐田) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第6回 | 技術者の資格と技術者教育との係わり (佐田) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第7回 | 職業倫理の諸問題 (佐田) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第8回 | 研究を行う意義 (岩井) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第9回 | 研究の方法と研究上のジレンマ (岩井) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第10回 | 研究者のコンプライアンス (岩井) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第11回 | 環境倫理とは何か(1) (岩井) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第12回 | 環境倫理とは何か(2) (岩井) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第13回 | 持続可能な社会形成と環境倫理 (岩井) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第14回 | 技術と環境倫理 (岩井) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第15回 | 事例研究:里山を例にした環境保全の考え方 (岩井) (自己学習時間:予習45分、復習45分、レポート課題120分) |
その他
教科書 |
『講義に即した資料を適宜配布する。」』
特定の教科書は使用しない。必要に応じてプリントを配布、板書・スライド・VTR等を適宜用いて説明する。
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参考書 |
土木学会技術推進機構 継続教育教材作成小委員会 『土木技術者倫理問題 考え方と事例解説Ⅰ及びⅡ』 (社)土木学会 2010年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
講義内容の理解度・定着度を定期試験(約80%)、レポート(約20%)により評価する。 以上を基にGPA制度の基準にしたがって合否および優劣を総合評価する。 ただし、出席が70%以下の場合は、原則として定期試験の採点対象としない(正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可する)。 |
質問への対応 | 質問等は下記の研究室およびオフィスアワーにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
佐田:7212号室 岩井:14号館講師室 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00
水曜 船橋 12:30 ~ 13:00
木曜 船橋 12:30 ~ 13:00 岩井
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学生への メッセージ |
この科目は知識を学ぶことが目的ではありません。将来、各自が技術者として倫理観を有し 、自律できる素養を身に着けることが大事で、その基礎となる考え方を習得するのがねらいです。 |