2015年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 社会基盤計画学 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 下川・石坂 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B51D |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、交通計画、社会環境計画および社会基盤計画に関する計画論について基礎的な知識を習得することです。 安全で快適な国土、地域、都市を創出するための社会基盤の役割を理解するとともに、社会基盤を計画するプロセスを理解し、計画を行う能力を修得することを目指します。 社会基盤整備の基本的目標である地域環境(含む地球環境)の維持、公共の福祉の向上を理解するとともにその目標における社会基盤計画の意義内容を学びます。同様に社会基盤計画において重要である歴史、文化、環境に対する配慮を過去の事例および計画策定過程の論理の中で学びます(H歴史・文化・環境を生かす実践能力)。計画のための基本的な計画理論、哲学を理解する(C専門基礎学力)とともに、本講義で得られる知識を元に美しい都市・地域社会を実現するための社会基盤計画の内容を学びます(Gデザイン・総合力)。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、C「専門基礎学力」、H「歴史・文化・環境を生かす実践能力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。また、G「デザイン・総合力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義 |
履修条件 | 専門教育科目、両コース共通、必修。 交通システム計画を受講していることが、好ましい。 |
授業計画
第1回 | 社会基盤計画の役割、範囲 (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
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第2回 | 土木事業と社会資本形成 (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第3回 | 計画の動機づけ1(動機付け) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第4回 | 計画の動機づけ2(価値基準) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第5回 | 計画の動機づけ3(計画における時間の影響) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第6回 | 問題の発見1(調査と現象分析) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第7回 | 演習・中間のまとめ (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第8回 | 問題の発見2(予測、問題の発見) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第9回 | 計画の分析1(分析のためのモデル1):戦略型と戦術型の違い、分析のためのモデルの分類(自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第10回 | 計画の分析2(分析のためのモデル2)費用便益分析 (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第11回 | 計画の分析3(評価):評価と不確実性との関係、不確実性への対応 (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第12回 | 計画の分析4;費用便益分析に関する演習(交通システム計画で実施したGTS計画の費用便益分析) (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第13回 | 計画の決定1(最適化問題):問題を最適化するための考え方、費用便益分析、評価基準 (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第14回 | 計画の決定2(段階開発、決定機構):計画決定の仕組み (自己学習時間:予習45分、復習45分) |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
長尾義三 『土木計画序論 -公共土木計画論-』 共立出版株式会社 1972年
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験の結果(80%),レポートと演習・中間のまとめの評価(20%)の合計点で評価する。 ただし、出席が80%に満たない場合は原則として定期試験の採点対象としない(正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可)。 |
質問への対応 | 講義終了後あるいは下記オフィスアワーの時間に受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
道路マネジメント研究室(船橋7号館7111室)下川 shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp 交通システム研究室(船橋7号館739D室) 石坂 ishizaka.tetsuhiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:00 下川
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00 下川・石坂
木曜 船橋 12:20 ~ 13:10 石坂
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学生への メッセージ |