2015年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築設計Ⅲ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 佐藤(光)・古澤 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2・3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C12N |
クラス | 1組 、 2組 |
概要
学修到達目標 | 個人と社会、プライベートとパブリックがひとつの課題で入り組み、複合し合う建築空間のデザインを実践することにより、社会・都市・環境の分析・評価の方法を習得する。また、利用の多様性を理解し、プログラムの設定、プランニング、動線計画の方法を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各ユニット20名程度の小グループに分かれて授業を行う。個人指導やグループ指導、ディスカッションなどを組み合わせ、各人が課題を発見し、提案することが求められる。アイデアをどのように進展させ、どのようにまとめるか、また、それをどのように表現するか、毎週各ユニットの先生とのコミュニケーションを通して学習する。個別評価の後、ユニットごとの講評会と全体講評会を行い、発展理解を促す。 |
履修条件 | 必修。 |
授業計画
第1回 | オフィスビル(1)要求・条件の整理、敷地および周辺の調査、プログラムの設定、動線計画 |
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第2回 | オフィスビル(2)所要機能と空間の結びつき、空間構成(ボリュームとゾーニング)の提案・検討 |
第3回 | オフィスビル(3)諸室の計画、断面・立面の検討 |
第4回 | オフィスビル(4)架構計画、外構計画 |
第5回 | オフィスビル(5)総合指導、平面図・断面図・立面図・配置図、ダイアグラム、模型、プレゼンテーション |
第6回 | オフィスビル 最終提出・評価 |
第7回 | オフィスビル 全体講評会 |
第8回 | 地域センター(1)要求・条件の整理、敷地および周辺の調査、プログラムの設定 |
第9回 | 地域センター(2)動線計画、所要機能と空間の結びつき、空間構成(ボリュームとゾーニング)の提案・検討 |
第10回 | 地域センター(3)諸室の計画、断面・立面の検討 |
第11回 | 地域センター(4)架構計画、外構計画 |
第12回 | 地域センター(5)総合指導、平面図・断面図・立面図・配置図、ダイアグラム、模型、プレゼンテーション |
第13回 | 地域センター最終提出・評価 |
第14回 | 地域センター全体講評会 |
第15回 | 理解度確認と解説、総合評価 |
その他
教科書 |
「2015年度建築設計課題集」をガイダンス時に配布。
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参考書 |
本杉省三・佐藤慎也・山中新太郎・山﨑誠子・梅田綾・長谷川洋平 『建築デザインの基礎 製図法から生活デザインまで』 彰国社 2010年 第1版
日本建築学会 『コンパクト建築設計資料集成』 丸善出版 2005年 第3版
建築計画教材研究会 『建築計画を学ぶ』 理工図書 2013年 第改訂第1版
基本的な事実・歴史を知識として知るために、各自で必要な本・参考資料を読むこと、実際の建築を見学することも重要な設計作業のひとつである。
幅広く建築・都市・景観の本を読むこと。
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成績評価の方法 及び基準 |
各課題の評価、授業の出席など全体を通した総合評価。各課題において、毎回指導を受けていない者の作品については採点されないことがある。課題提出において、提出時間終了後は、特別の理由がない限り受け付けられない。その他、受講上の注意については、「2015年度設計課題集」によるものとする。 授業に際しては、「2015年度設計課題集」を携行し、よく読んでおくこと。また、上述の参考書を持参することが好ましい。 |
質問への対応 | 授業の中でおこなう |
研究室又は 連絡先 |
科目担当 1組:佐藤光彦 2組:山中新太郎 駿河台校舎 建築設計講師室5号館5階553室03-3259-0725 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 10:40 ~ 16:30 佐藤光彦/5号館5階553室
木曜 駿河台 10:40 ~ 16:30 山中新太郎/5号館5階553室
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学生への メッセージ |
建築設計は決まった1つの解答はなく、考え方によって目標と成果に非常に幅があるものである。また、社会的な活動であるため、自分の意図や考え方を分かりやすく説明し、理解してもらうことが重要である。従って、日頃から多くの建築をはじめとした芸術・デザイン作品や論評に触れ、それらに親しむとともに、指導講師とのコミュニケーションを大切にする。また、他の学生による作品における考え方・プレゼンテーションにも関心を持つことが必要である。 |