2015年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 構造力学演習Ⅰ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 岡田・宮里 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C14M |
クラス | 2組 |
概要
学修到達目標 | 建築の空間構成にとって「構造」の果たす役割は重要である。構造の根幹は「力学」であり、力の釣合いと力の流れの理解は構造力学の第一歩である。力とは何か、建物は何故建っているのか、を考えながら、最も単純な構造部材である梁(ビーム)からラーメン架構に関する反力と応力を中心として構造の基本を学び、構造力学の入門を計る。 |
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授業形態及び 授業方法 |
基礎的な原理や理論の習得を主目的として、板書、OHP、スライド等を使用しながら進める。授業は、前回の内容の復習から始め、徐々に新しい内容に導くよう配慮し、また適宜例題を示しながら理解の促進を図る。なお梁・ラーメンの応力の図解法について適宜復習を行い、ミニテストを実施する。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | ガイダンス -建築と構造/構造と力学/構造力学で学ぶこと |
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第2回 | 力の概念/外力・荷重/単位系に関する演習 |
第3回 | 力の合成と分解(1)図式解法に関する演習 |
第4回 | 力の合成と分解(2)数式解法に関する演習 |
第5回 | 支点と反力(1)片持梁(数式解法)に関する演習 |
第6回 | 支点と反力(2)単純梁・ラーメン(数式解法・図式解法)に関する演習 |
第7回 | 安定と不安定に関する演習 |
第8回 | 部材の応力の数値解法と図式解法に関する演習 |
第9回 | 片持梁の応力に関する演習(1) |
第10回 | 片持梁の応力に関する演習(2) |
第11回 | 単純梁の応力に関する演習(1) |
第12回 | 単純梁の応力に関する演習(2) |
第13回 | ラーメンの応力に関する演習(1) |
第14回 | ラーメンの応力に関する演習(2) |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
『くわしすぎる構造力学演習Ⅰ』 彰国社
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参考書 |
斎藤公男 『空間 構造 物語』 彰国社
『建築構造力学』 理工図書
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験の結果を主とするが、中間テスト等も考慮する。 |
質問への対応 | 講義終了後および研究室にて行う。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 569AB号室 「空間構造デザイン研究室」(03-3259-0710) |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 09:00 ~ 10:00
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学生への メッセージ |
構造力学Ⅰを修得するために、建築を学ぶ全員が演習で理解を深めてほしい。 |