応用力学Ⅱ (C21P C33Q)

学修到達目標	この授業は，構造物に荷重（外力）が加わった場合に生ずる応力や変形を求めるための力学の基礎的な知識を理解し，力学の建築構造物への応用能力を養うことを目的とする．応用力学Ⅱでは，変形を求めるための基本定理を理解し，力の釣り合い条件と変形の適合条件を基に不静定構造の解法について学ぶ．さらに長柱の座屈現象についても学ぶ．
授業形態及び授業方法	板書を中心とした講義形式で行う．定期試験の前に復習試験を実施する．
履修条件	特になし

第1回	応用力学Ⅱの目標と意義
第2回	たわみ曲線たわみ曲線の基本式
第3回	たわみ曲線たわみ曲線の境界条件・連続条件
第4回	たわみ曲線たわみ曲線式による不静定構造の解法／不静定骨組の応力
第5回	変形の仕事（ひずみエネルギー）力のなす仕事と変形の仕事
第6回	変形の仕事（ひずみエネルギー）軸方向力によるひずみエネルギー
第7回	変形の仕事（ひずみエネルギー）曲げモーメントによるひずみエネルギー
第8回	変形の仕事（ひずみエネルギー）せん断力によるひずみエネルギー
第9回	変形の仕事（ひずみエネルギー）仮想仕事の原理
第10回	ねじり円形断面をもつ部材のねじり
第11回	ねじりねじり角およびひずみエネルギー
第12回	座屈長柱の弾性曲げ座屈
第13回	座屈座屈応力度／エネルギー法
第14回	復習テスト
第15回	復習および質疑応答

教科書	榎並昭『建築材料力学』彰国社 1989年
参考書	必要に応じて提示する．
成績評価の方法及び基準	原則として定期試験の結果(70%)を基本とするが，復習試験の結果(30%)も考慮する．
質問への対応	随時
研究室又は連絡先	安達：駿河台校舎5号館6階565A室山田：駿河台校舎5号館6階565B室
オフィスアワー	月曜駿河台 15:00 ～ 17:00 安達金曜駿河台 16:40 ～ 19:50 山田
学生へのメッセージ	特になし

2015年 理工学部 シラバス - 建築学科