2015年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 不動産開発プロジェクト | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 根上・宇於崎 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2・3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C22U |
クラス | 企画経営 |
概要
学修到達目標 | 建築物および土地のモデルを設定し、計画立案、建設、維持管理など(買収、販売、アフターケアなども含めて)一連の流れをとらえ、有効利用のあり方について企画応用力を養う。あわせてプレゼンテーション能力を磨く。 |
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授業形態及び 授業方法 |
グループにより調査・分析、企画・設計、企画書の作成を行う。あわせて各回グループごとにワークショップ形式により議論をして作品の質を高める。 |
履修条件 | 選択。グループによる調査・企画・設計を行うので、欠席しないこと。 |
授業計画
第1回 | 本科目の構成と概要 不動産開発とは何か、その演習方法 演習の範囲、進め方、内容、目的、成績の評価方法の説明を行う。 |
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第2回 | 課題説明 課題の出題意図を解説する。 |
第3回 | 現地踏査 地域特性、資料収集、敷地の選定 地域特性を現地の観察結果から読み取り、関連資料を収集する。現地踏査の結果発表と敷地の選定。 |
第4回 | 交通量調査 対象敷地周辺の交通量調査を実施する。 |
第5回 | 現況分析 敷地と周辺の環境 立地条件、上位計画、交通量など対象地区及び周囲の施設用途・階数・構造、法規制、地価、人口、景観、歴史の調査、問題点マップの作成などによる周辺の環境分析を試みる。 |
第6回 | 基本計画① 計画概念(前提条件の整理、開発可能性の検討、計画テーマ・目標の設定)を明確にする。 |
第7回 | 基本計画② 計画地域の土地利用計画について学ぶ。 |
第8回 | 基本計画③ 計画条件の設定(事業主体、事業手法、導入業種、特定街区・総合設計制度等の適用、床面積・容積率等の面積関係の調整、駐車台数、計画人口など)。同時に類似事例の検討を行う。 |
第9回 | 基本計画④ 施設配置計画、動線計画、平面計画、断面計画などについて学ぶ。 |
第10回 | 建築計画① デザインコンセプト(1/1,000程度のブロックプラン及びイメージパース、模型などで表現)を明確にする。 |
第11回 | 建築計画② 構造計画、設備計画、防災計画、維持・管理計画などについて学ぶ。 |
第12回 | 建築計画③ 維持・管理計画、景観計画などについて学ぶ。 |
第13回 | 事業計画① 事業手法ごとの条件整理、事業スケジュール、事業収支、商業経営計画などについて学ぶ。 |
第14回 | 事業計画② 事業収支計画について学ぶ。 |
第15回 | 提出・講評 作品についての発表と講評・指導を行う。 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
『都市・建築・不動産 企画開発マニュアル』 エクスナレッジ 2011年
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成績評価の方法 及び基準 |
作品(70%)+各回のプレゼンテーション・ワークショップ形式による議論内容(30%) |
質問への対応 | 演習中のディスカッションの中で行う。適宜研究室等でも受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
都市計画研究室(宇於崎) 5号館595B (uozaki@arch.cst.nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:00 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
企画経営コース所属学生は原則として受講すること。 |