2015年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 建築史Ⅳ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 重枝 豊 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C24T |
| クラス | 建築 | ||
概要
| 学修到達目標 | アジアの時代といわれて久しいが、日本におけるアジア理解は充分とはいえない。本講義ではアジアの建築史を中心に講義する。異文化の持つ独自の方向性と、日本建築にも繋がるアジアの美意識について、工法、構造、視覚表現など調査によって明らかになった遺構を中心に、その解読と分析をおこなう。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
スライド(パワーポイント)を利用して授業を進める。重要事項についての理解を深めるため小レポートを提出することもある。 |
| 履修条件 | アジアの歴史 アジアの世界遺産 |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス アジアの範囲とその多様な文化、自然など建築の背景を示し、アジアの建築文化について理解する。 |
|---|---|
| 第2回 | カンボジアの歴史と文化遺産 1 プレ・アンコール建築の成立について |
| 第3回 | カンボジアの歴史と文化遺産 2 アンコールワット完成前の建築の推移について |
| 第4回 | カンボジアの歴史と文化遺産 3 アンコールとバイヨン様式の成立 |
| 第5回 | ベトナムの歴史と文化遺産 1 チャンパー・ミーソン遺跡の位置付け |
| 第6回 | ベトナムの歴史と文化遺産 2 ベトナムの仏教寺院の特質 |
| 第7回 | ベトナムの歴史と文化遺産 3 フエの世界遺産と修復を終えて |
| 第8回 | インドネシアの歴史と文化遺産 1 インドネシアの初期遺構について |
| 第9回 | インドネシアの歴史と文化遺産 2 ボロブドール遺跡の意味 |
| 第10回 | インドネシアの歴史と文化遺産 3 ソロ遺跡群とカトゥー族について |
| 第11回 | 東南アジア周辺部の建築文化 1 パガンの遺跡について |
| 第12回 | 東南アジア周辺部の建築文化 2 東北タイのクメール遺跡 |
| 第13回 | 中国の建築 日本の中世建築に多大の影響を与えた宋の建築について |
| 第14回 | 朝鮮の建築 日本が古代において最初に導入した三国時代の建築について |
| 第15回 | 平常試験及び解説 |
その他
| 教科書 |
日本建築学会 『東洋建築史図集』 彰国社 1995年 第1版
講義を理解するうえで、図版によって知ることが不可欠ですので用意すること
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| 参考書 |
建築学体系編集委員会 『東洋建築史』 新訂建築学大系4-Ⅱ 彰国社 1975年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
毎時間の小レポート(20%),定期試験またはレポート(80%)で総合評価を行う。 |
| 質問への対応 | 随時 |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎5号館7階 03-3259-0697 |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 16:50 ~ 17:20 5号館575A
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| 学生への メッセージ |
一般的な東洋史に関する勉強が不可欠です。 |