デザイン基礎 (C32A)

学修到達目標	建築設計に入る前の準備段階として位置づけられた科目である。線の描き方を学び、立体や空間を表現するための基本的な製図法・投影法の考え方を理解し、立体図、透視図の描き方を習得する。また、簡単な箱状の模型を作成し、建築物における自然採光の重要性を体験する。さらに、実際の住宅作品をもとに、建築の各図面の意味や表現方法を理解し、建築設計につながる基礎的な技能を習得する。
授業形態及び授業方法	各ユニット25名程度の小グループに分かれて授業を行う。製図道具を使って、実際に線を描く練習を行い、自ら手を動かして図面や模型をつくる実践的なトレーニングを行うことに重点を置いている。毎回完結した課題が出題され、授業時間内に完成させて提出する。
履修条件	必修。

第1回	光の練習（１）出題
第2回	光の練習（２）指導①　製作
第3回	光の練習（３）指導②　製作・発表
第4回	基本的な製図法（１）製図道具の説明、模型製作　休暇小屋　出題・製作
第5回	基本的な製図法（２）線の描き方　線の練習
第6回	基本的な製図法（３）図面の描き方　休暇小屋　平面図・立面図・断面図
第7回	基本的な製図法（４）立体図の描き方　アイソメ図・アクソメ図・カバリエ図
第8回	基本的な製図法（５）透視図の描き方①　一点透視図・二点透視図
第9回	基本的な製図法（６）透視図の描き方②　自分のつくった立体　二点透視図
第10回	みんなのスケッチ　出題・製作
第11回	建築の表現（１）建築図面コピー①　駒沢の住宅　平面図
第12回	建築の表現（２）建築図面コピー②　駒沢の住宅　平面図
第13回	建築の表現（３）建築図面コピー③　駒沢の住宅　断面図
第14回	建築の表現（４）建築図面コピー④　駒沢の住宅　立面図・配置図
第15回	プレゼンテーションボード　休暇小屋　アクソメ図・プレゼンテーションボード

教科書	本杉省三・佐藤慎也・山中新太郎・山﨑誠子・梅田綾・長谷川洋平『建築デザインの基礎　製図法から生活デザインまで』彰国社 2011年第1版「2015年度建築設計課題集」をガイダンス時に配布。
参考書
成績評価の方法及び基準	各課題の評価、授業の出席など全体を通した総合評価。全ての課題を完成させて提出することが求められる。課題提出において、提出時間終了後は、特別の理由がない限り受け付けられない。その他、受講上の注意については、「2015年度設計課題集」によるものとする。授業に際しては、教科書と「2015年度設計課題集」を携行し、よく読んでおくこと。
質問への対応	授業終了後に建築設計講師室で対応する。
研究室又は連絡先	科目担当　１組：古澤大輔　２組：佐藤慎也　船橋校舎　建築設計講師室14号館３階1436室　047-469-5265
オフィスアワー	水曜船橋 10:40 ～ 16:30 古澤大輔／14号館３階1436室金曜船橋 10:40 ～ 16:30 佐藤慎也／14号館３階1436室
学生へのメッセージ

2015年 理工学部 シラバス - 建築学科