2015年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築設計Ⅰ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 佐藤(慎)・田所 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2・3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C52D |
クラス | 1組 、 2組 |
概要
学修到達目標 | 建築設計の入門として位置づけられた科目である。人間の行為を想定した小空間のデザイン、少人数で休憩できる快適な屋外空間のデザイン及び原寸大による製作、具体的な敷地に建つ小規模な建築物のデザインを実践することにより、設計のプロセスを習得する。また、基礎的な設計手法、表現手法、人体寸法を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各ユニット20名程度の小グループに分かれて授業を行う。個人指導やグループ指導、ディスカッションなどを組み合わせ、各人が課題を発見し、提案することが求められる。アイデアをどのように進展させ、どのようにまとめるか、また、それをどのように表現するか、毎週各ユニットの先生とのコミュニケーションを通して学習する。個別評価の後、ユニットごとの講評会と全体講評会を行い、発展理解を促す。 |
履修条件 | 必修。 |
授業計画
第1回 | マイスペース(1) 出題・指導① 要求・条件の整理、発想・検討 |
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第2回 | マイスペース(2) 指導② 総合指導、平面図・断面図・立面図 |
第3回 | マイスペース(3) 指導③ 総合指導、図面、模型、プレゼンテーション |
第4回 | マイスペース(4) 提出・評価・判別講評・返却 レストスペース 出題 |
第5回 | レストスペース(1) 指導① 実測・作図、発想・検討 |
第6回 | レストスペース(2) 指導② 総合指導、製作物 |
第7回 | レストスペース(3) 指導③ 総合指導、製作物 |
第8回 | レストスペース(4) 発表・判別講評・評価 シェアハウス 出題 |
第9回 | シェアスペース(1) 指導① 要求・条件の整理、敷地の調査、所要機能と空間の結びつき、空間構成(ボリュームとゾーニング)の発想・検討 |
第10回 | シェアスペース(2) 指導② 諸室の計画、外部の計画 |
第11回 | シェアスペース(3) 指導③ 総合指導、平面図・断面図・立面図・配置図 |
第12回 | シェアスペース(4) 指導④ 総合指導、模型、プレゼンテーション |
第13回 | シェアスペース(5) 提出・評価・班別講評 |
第14回 | シェアスペース(6) 全体講評会・返却 |
第15回 | レクチャー |
その他
教科書 |
本杉省三・佐藤慎也・山中新太郎・山﨑誠子・梅田綾・長谷川洋平 『建築デザインの基礎 製図法から生活デザインまで』 彰国社 2011年 第1版
「2015年度建築設計課題集」をガイダンス時に配布。
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参考書 |
基本的な事実・歴史を知識として知るために、各自で必要な本・参考資料を読むこと、実際の建築を見学することも重要な設計作業のひとつである。幅広く建築・都市・景観の本を読むこと。
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成績評価の方法 及び基準 |
各課題の評価、授業の出席など全体を通した総合評価。各課題において、毎回指導を受けていない者の作品については採点されないことがある。課題提出において、提出時間終了後は、特別の理由がない限り受け付けられない。その他、受講上の注意については、「2015年度設計課題集」によるものとする。 授業に際しては、教科書と「2015年度設計課題集」を携行し、よく読んでおくこと。 |
質問への対応 | 授業終了後に建築設計講師室で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
科目担当 1組:佐藤慎也 2組:古澤大輔 船橋校舎 建築設計講師室14号館3階1436室 047-469-5265 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 10:40 ~ 16:30 古澤大輔/14号館3階1436室
金曜 船橋 10:40 ~ 16:30 佐藤慎也/14号館3階1436室
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学生への メッセージ |
建築設計は決まった1つの解答はなく、考え方によって目標と成果に非常に幅があるものである。また、社会的な活動であるため、自分の意図や考え方を分かりやすく説明し、理解してもらうことが重要である。従って、日頃から多くの建築をはじめとした芸術・デザイン作品や論評に触れ、それらに親しむとともに、指導講師とのコミュニケーションを大切にする。また、他の学生による作品における考え方・プレゼンテーションにも関心を持つことが必要である。 |