2015年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 環境システム解析 | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 金島 正治 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C53S |
クラス | 企画経営 |
概要
学修到達目標 | 建築物や都市施設の建設や地域・都市開発に伴う環境の利用にあたっては、これらの事業が実施される地域はもとより周辺地域に至るまでの社会的・経済的影響について慎重かつ十分な配慮が求められる時代である。 建設や開発行為を推進する過程では環境の変化が不可避であり、人間生活を安全で健康かつ快適に利便性を享受できる環境創造が求められる。 本講義では、人間と環境の基本的なかかわりから解説し、環境を一つのシステムとして捉えて様々な見地から環境計画を考える。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義と討論(CSRレポートを各自調査し、発表を通じて学生相互の環境に対する理解度向上を目指す) |
履修条件 | 環境に対する企業活動に興味のある学生 |
授業計画
第1回 | 地球環境問題を概説する。 |
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第2回 | 人間と環境との生理的関係を概説する。 |
第3回 | 環境問題の時代変遷を概説する。さらに、環境法の成立過程と法の構成について解説する。 |
第4回 | 都市環境の時代変化について温暖化の観点から解説する(1)。環境白書 平成27年版 |
第5回 | 都市環境の時代変化について温暖化の観点から解説する(2)。環境白書 平成27年版 |
第6回 | 都市環境の時代変化について温暖化の観点から解説する(3)。環境白書 平成27年版 |
第7回 | 都市環境の時代変化について温暖化の観点から解説する(4)。環境白書 平成27年版 |
第8回 | 温暖化防止と適応について解説する(1)。環境省・温暖化レポート |
第9回 | 温暖化防止と適応について解説する(2)。環境省・適応化レポート |
第10回 | 環境アセスメントについて解説する。 |
第11回 | 環境システムとCSRについて解説する。 |
第12回 | 環境と企業CSRについて各自レポート(1)と相互討議。 |
第13回 | 各自レポート(2)と相互討議。 |
第14回 | 各自レポート(3)と相互討議。 |
第15回 | 循環型社会形成促進法など資源有効利用について解説する。 |
その他
教科書 |
環境省 『環境白書 平成27年版』 日経印刷株式会社 2015年
金島正治 『地球温暖化防止技術読本』 オーム社 2007年
環境省 『温暖化』 環境省 2008年
環境省 『適応への挑戦』 環境省 2009年
松本恒雄 『CSR検定 公式テキスト』 中央経済社 2011年 第3版
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参考書 |
『環境問題の社会史』 飯島伸子 有斐閣アルマ
藤井修二 編 『建築環境のデザインと設備』 市ヶ谷出版 2011年 第2版
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成績評価の方法 及び基準 |
各人が選定した企業のCSR報告書の概要レポート提出(40%)と発表(30%) 講義中に実施するテスト(30%) |
質問への対応 | |
研究室又は 連絡先 |
五号館9階 597A kaneshima@arch.cst.nihon-u.ac.jp 03-3259-0646 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |