2015年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 不動産経営 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 野田 誠 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C54R |
| クラス | 企画経営 | ||
概要
| 学修到達目標 | 不動産および不動産ビジネスの概要を学び、不動産をめぐる市場動向と不動産ビジネスとの関係の基本を理解する。これにより、建築技術者として不動産ビジネスと関わる場合に果たすべき役割について考える力を身につけることを目標とする。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
授業は主に講義形式で行うものとするが、できるだけ実例を挙げて具体的なイメージを持てる内容としたい。一部計算や近隣実地での価格算出も予定する。 |
| 履修条件 | 特に2年時までの履修知識以上のものは必要ない。 |
授業計画
| 第1回 | 不動産経営とは何か。不動産及び不動産ビジネスについて、講義全体の概略について説明する |
|---|---|
| 第2回 | 不動産ビジネスの特徴① 伝統的な分譲・開発、賃貸、流通(仲介)、管理の不動産ビジネスの概略を学ぶ |
| 第3回 | 不動産ビジネスの特徴② 金融と結びついた新しい不動産ビジネスの概略を学ぶ |
| 第4回 | 不動産市場の動向① 戦後からの不動産市場の動きについてその概要を理解し、伝統的な不動産業との関係を学ぶ |
| 第5回 | 不動産市場の動向② 主に1991年から現在に至る不動産市場の動きを理解し、新しい不動産ビジネスとの関係を学ぶ |
| 第6回 | 不動産の価格① 「不動産の価格はどのようにして決まるのか」という基本を学ぶ |
| 第7回 | 不動産の価格② 住宅素地を例に挙げて、不動産の価格の決定の仕方を学び、建売やマンション分譲ビジネスとの関係を理解する |
| 第8回 | 不動産の価格③ オフィスビルを例に挙げて、不動産の価格の決定の仕方を学び、ビル賃貸業やREITとの関係を理解する |
| 第9回 | 不動産の価格④ 近隣のオフィスビルを題材に実際に価格の算出をしてみる演習(予定) |
| 第10回 | 住宅マーケット 分譲マンションの需給関係、人口構成、金利や税との関係を理解する |
| 第11回 | オフィス賃貸借マーケット 空室率、賃料推移、ビルの需給関係、契約形態等を理解する |
| 第12回 | 不動産の証券化Ⅰ 3で概略を学んだ新しい不動産ビジネスの手法を学ぶ |
| 第13回 | 不動産の証券化Ⅱ 証券化に関連するビジネスを採りあげて、概要を学ぶ |
| 第14回 | 今後の不動産市場とビジネスの展開 |
| 第15回 | レポート提出受付と解説 講義においてとりあげた論点についてレポートとしてまとめ提出する。合わせてその解説を行う |
その他
| 教科書 |
授業においてレジュメを配布する
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|---|---|
| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
価格算出の演習のレポート(講義中に1回実施予定)と、授業においてとり上げた論点の中から期末にレポートの課題を提示する。前者30%、後者70%の内容により評価を行う。 |
| 質問への対応 | 教室において授業時間内に受け付ける |
| 研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
広く不動産や不動産市場への関心とビジネス感覚を持って参加してほしい。 |