2015年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | デザイン演習Ⅰ | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 畔柳・石川 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D13A |
クラス |
概要
学修到達目標 | この授業では設計製図の基礎習得を達成させる。このため、各課題においてエスキースや図 面表現を中心に、①コンセプトプラン、②デザインスケッチ、③コンセプトダイヤグラム、④ドラフティング、⑤レタリング、⑥プレゼンテーションという6段階のプロセス(演習)を通じて、設計製図に関わる基本的技術の習得をめざす。 |
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授業形態及び 授業方法 |
設計製図の理解を促すため1班20人程度の少人数グループを構成して個別指導を行う。また 、実空間がもつスケール感や海が有する特性などを実体験(理解)するためにフィールドサーベイを実施する。さらに国内外の著名作品をスライド等を用いてビジュアルに紹介し、学習意欲向上に努める。 |
履修条件 | 必修 |
授業計画
第1回 | 事務ガイダンス →受講上の注意事項、講義内容の解説、使用用具の説明 |
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第2回 | 課題1:「図面表現」出題 →住宅の設計要件の解説、図面の見方・建築記号の表現方法・図面の表現方法等の解説 |
第3回 | (課題1つづき) →図面指導 |
第4回 | 課題1提出 課題2:「住宅街に建つ住宅」出題 →出題意図・敷地の概況・設計要件等の説明、現地調査項目の検討、著名住宅作品紹介 |
第5回 | (課題2つづき) →敷地調査結果発表(パネル発表)、建築のデザインボキャブラリー・木構造形式等の解説、設計コンセプト検討 |
第6回 | (課題2つづき) →設計コンセプト発表、空間ゾーニングの考え方・エスキースプランの検討方法解説、エスキースプラン検討 |
第7回 | (課題2つづき) →設計コンセプトに基づくエスキースプラン発表、施設配置・平面プランの検討 |
第8回 | (課題2つづき) →施設配置・平面・立面・断面プランの指導と検討 |
第9回 | (課題2つづき) →スタディ模型指導、施設配置・平面・立面・断面プランの指導と検討② |
第10回 | (課題2つづき) →中間提出に向けた全体指導(スタディ模型および図面) |
第11回 | (課題2つづき) →「中間提出」(中間採点)と提出作品指導 |
第12回 | (課題2つづき) →修正案に対する指導、指導を踏まえた施設配置・平面・立面・断面の検討① |
第13回 | (課題2つづき) →修正案に対する指導、指導を踏まえた施設配置・平面・立面・断面の検討② |
第14回 | (課題2つづき) →完成模型提出、模型の撮影方法解説、模型撮影 |
第15回 | 課題2提出、優秀作品発表会、表彰式、講評 |
その他
教科書 |
武者英二、永瀬克己 『建築設計演習・基礎編 建築デザインの製図法から簡単な設計まで』 彰国社 1982年
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参考書 |
岩井和幸・奥田宗幸 『図解 すまいの寸法・計画事典』 彰国社 2004年 第2版
日本建築学会編 『コンパクト建築設計資料集成』 丸善出版社 1994年 第2版
※各課題では説明資料を配布する。また、進捗に応じて参考書を適宜紹介していく。
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成績評価の方法 及び基準 |
・出席状況と全課題成果との総合評価とする。 ・未提出の課題がひとつでもある場合には不合格となる。 ・各課題の評価は、完成度(要求事項が満たされているか)と作品内容(コンセプト、工夫点等)と出席状況により判断する。 |
質問への対応 | 随時受け付けるが、個別指導形式をとっているので、その指導時間内に積極的に質問すること。 |
研究室又は 連絡先 |
授業時間内:船橋校舎12号館4階製図準備室B(047-469-5476) 授業時間外:畔柳研究室/船橋校舎13号館1345室(047-469-5424) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
本授業では段階を追って各課題が完成するようプログラムされているので、授業中に提示された作業ノルマは着実に期日までに仕上げていこう。 |