2015年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | 構造力学D | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 浜原・福井 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D23H |
クラス |
概要
学修到達目標 | この講義では、不静定ラーメンの撓み角法、固定モーメント法、D値法による断面力の計算法と塑性理論によるラーメンの崩壊荷重の求め方の習得を目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
この講義では、基礎式を理論的に誘導した直後に具体的な例題を実施することにより、理論と具体的な計算の両方に強くなるようにする。 |
履修条件 | 特に設けていないが、構造力学A,B,Cの単位を修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ①ガイダンス:この講義で学ぶこと/この科目何に役立つか/講義の方針 ②たわみ曲線式による静定梁の回転角の求め方 |
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第2回 | たわみ角法の基本式の誘導 断面力の符号/たわみ曲線式によるたわみ角法の基本式の誘導/曲げモーメント図の描き方 |
第3回 | たわみ角法の計算手順 剛度/剛比/たわみ角法の基本式の簡略化/節点方程式/層方程式 |
第4回 | 節点が移動しないラーメンのたわみ角法による解法-1 (中間荷重なし) 節点方程式/断面力の求め方 |
第5回 | 節点が移動しないラーメンのたわみ角法による解法-1 (中間荷重あり) 固定端モーメントの計算法/節点方程式/断面力の求め方 |
第6回 | 節点が移動するラーメンのたわみ角法による解法 部材角の相互関係/節点方程式/層方程式/節点が移動しないラーメンの断面力の求め方 |
第7回 | 固定モーメント法とは たわみ角法と固定モーメント法の関係/固定モーメント法の計算手順/断面力の求め方 |
第8回 | 固定モーメント法による計算例 例題を用いた計算手順の説明 |
第9回 | 固定モーメント法による左右対称ラーメンの計算 有効剛比/有効剛比を用いた左右対称ラーメンの計算例 |
第10回 | 固定モーメント法による他端ピン部材を有するラーメンの計算 他端ピン部材の有効剛比/他端ピン部材を有するラーメンの計算 |
第11回 | D値法の概要 D値と柱せん断力の求め方/柱曲げモーメントの求め方/梁曲げモーメントの求め方/簡単なラー メンの例題 |
第12回 | D値法によるラーメンの解析 2層2スパンラーメンの断面力計算 |
第13回 | 全塑性モーメント 平面保持の仮定/全塑性モーメント/塑性断面係数 |
第14回 | 荷重増分法によるラーメンの極限解析 降伏ヒンジ/崩壊機構/崩壊荷重 |
第15回 | 上界定理によるラーメンの塑性解析 上界定理とは/上界定理を用いた解析の計算手順/例題 |
その他
教科書 |
15回分の講義内容を説明した講義用ノートをmoodleにupするのでDown Loadすること
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
定期テストの成績で評価する. |
質問への対応 | 随時対応する. |
研究室又は 連絡先 |
浜原・福井研究室 13号館 1366室 047-469-5527 hamahara@ocean.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 17:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
シラバスだけを見ると非常に難しそうに思うかも知れないが、できるだけ分かり易く説明するので、多分理解できると思う。 |