2015年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | 建築構造及び材料Ⅱ | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 浜原・福井 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D34B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 材料と構造は密接にかかわりあっている。本講座ではコンクリート構造に的を絞り、材料と構造を切り離すことなく両者を関連付けた講義を行い、材料と構造の総合的な理解が図れるようにする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
できるだけ視覚的な理解が図れるようにする。 |
履修条件 | なし |
授業計画
第1回 | ガイダンス:学習目標/講義の進め方と受講に際しての心構え/採点基準 コンクリートと鉄筋の力学的、科学的性質と鉄筋コンクリート構造の概要 |
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第2回 | セメント セメントの製法と化学成分/水和反応と粉末度、凝結/比重/強度/種類 |
第3回 | 骨材 骨材の種類/粒度/含水状態/比重/実績率/細骨材/アルカリ骨材反応 |
第4回 | フレッシュコンクリート ワーカびりティー/スランプ値/フロー値/材料分離/空気量/混和剤(材)とコンクリートへの作用:AE剤、減水剤/フライアッシュ、高炉スラグ/シリカヒューム |
第5回 | コンクリートの調合 調合強度/水セメント比/単位水量/骨材量/調合表の作成 |
第6回 | 硬化コンクリートの性質-1 応力ひずみ関係/各種強度/ヤング係数強度の影響因子:材齢/水セメント比 |
第7回 | 硬化コンクリートの性質-2 耐久性、中性化/耐火性/乾燥収縮/クリープ |
第8回 | 第1回~第7回までの講義に関する中間テストと解答 |
第9回 | 鉄筋 鉄筋の種類と表示法/鉄筋の応力とひずみの関係/明瞭な降伏点が存在しない鉄筋の応力とひずみの関係 |
第10回 | 鉄筋コンクリート(RC)構造と配筋の基本 配筋の原則/曲げに対する配筋/せん断に対する配筋/RC構造の特徴と構造形式 |
第11回 | RCの主体構造 基礎/杭/柱と梁/床スラブ/壁/耐震計画 |
第12回 | 配筋 鉄筋のあきとかぶり厚さ/基礎の配筋/柱と梁の配筋/スラブと壁の配筋/鉄筋の継手と定着 |
第13回 | プレストレストコンクリート(PC)構造-1 RC構造の問題点/PCの原理と施工法/PC鋼材/PCの特徴 |
第14回 | PC構造-2 長期荷重時におけるPC梁の応力/プレストレストコンクリートの分類/プレストレスの減退 |
第15回 | 第9回~第14回までの講義に関する中間テストと解答 総復習 |
その他
教科書 |
浜原正行ほか 『構造材料』 2004年 第1版
15回分の講義用テキストをmoodleにupしているので各自Down Loadして授業に臨んでください。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
中間テストの成績(50%)と定期試験の成績(50%)で評価する。 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
浜原・福井研究室 13号館1366室 047-469-5527 hamahara@ocean.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 17:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |