2015年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 |
海洋資源と開発技術
海洋空間および資源の有効利用を目指して!
|
||
---|---|---|---|
設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 居駒・増田 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D41G |
クラス |
概要
学修到達目標 | 海洋には様々な形で資源やエネルギーが蓄えられている。世界で6番目に広く大きな排他的経済水域を有する日本のもつ海洋資源・エネルギーのポテンシャルを理解すると共に,それらを開発するために必要な技術を理解する。さらに,世界に目を向けた時に資源・開発の現状がどのようになっているのかを知りながら,日本の課題を熟考する。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
スライドを利用しながら板書等によって講義を進める。また,数回の小論文を課す。 資料は必要に応じて授業支援ポータルサイトを使って配布する。 |
履修条件 | 「海と建築」で習得したことの全てが基礎知識となります。 |
授業計画
第1回 | 講義全体の解説と「日本の海」の再確認 |
---|---|
第2回 | 海洋における資源,国連海洋法 |
第3回 | 海洋構造物の形式と運用状態 |
第4回 | 海洋資源開発と探査技術 |
第5回 | 海洋構造物の設計技術 |
第6回 | 海洋波の取り扱い |
第7回 | 海洋エネルギー開発における世界の現状と日本 |
第8回 | 日本における海洋再生可能エネルギーとその開発 (1)波力 |
第9回 | 波力発電と波浪 |
第10回 | 日本における海洋再生可能エネルギーとその開発 (2)潮流・海流 |
第11回 | 潮流発電と潮流 |
第12回 | 日本における海洋再生可能エネルギーとその開発 (3)洋上風力 |
第13回 | 今後の海洋開発の推移予測 |
第14回 | 水産資源と栽培漁業 |
第15回 | 日本における海洋利用と今後の開発 |
その他
教科書 |
日本船舶海洋工学会 『船舶海洋工学シリーズ12 海洋構造物』 成山堂書店 2013年 第初版
海洋工学系の他の授業や大学院講義まで使用できる。さらには海洋工学関連業界に就職しても使用できるテキストである。ただし,海洋構造物非常に基本的なことが平易にまとめられている。
|
---|---|
参考書 |
ポール・R・ピネ 『海洋学』 東海大学出版会 第2010版
前田久明,近藤健雄,増田光一 『海と海洋建築』 成山堂書店 2006年 第1版
「海洋学」は海洋学Iのテキストでもある。
|
成績評価の方法 及び基準 |
授業中の小論文40%,定期試験60% |
質問への対応 | 随時受け付ける |
研究室又は 連絡先 |
増田・居駒・惠藤研究室 13号館4階 1342室 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 16:40 ~ 17:30 1342室にて対応する。
|
学生への メッセージ |
海洋開発,利用そしてそのための技術を理解し,深く考える機会を提供します。また,世界の中で日本が「海洋」をどうとらえるかについても考える場にします。 |