2015年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | 建築環境工学 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 3年 2年 |
担当者 | 岡本 強一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D42F D42I |
クラス |
概要
学修到達目標 | 建築を計画し、設計する際に、最も重要なことは、建築室内外の環境の物理的現象を正確に捉えることである。本講義では、建築伝熱(熱伝導,熱貫流)、湿気・結露,換気について述べる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントによる説明と板書を併用して、講義を進める。知識を確実にするため演習を実施する。演習時の質問時間は十分に用意されている。 |
履修条件 | 必修 |
授業計画
第1回 | ガイダンス(建築環境工学とは,建築環境工学の範囲,建築環境工学と建築計画,建築と自然環境について概説する) |
---|---|
第2回 | 建築伝熱(熱の移動について,熱伝導による熱移動,対流による熱伝導,輻射による熱移動について勉学し,熱貫流について勉学する) |
第3回 | 建築伝熱(熱伝導と熱伝達(熱伝導による熱移動,対流による熱移動,輻射による熱移動)に関して勉学する. |
第4回 | 建築伝熱(熱貫流について,熱貫流率と熱貫流抵抗についても勉学する,さらに,多様な部材を取り扱うために,多層の熱の移動の取り扱い方を勉学する) |
第5回 | 建築伝熱(熱伝導と熱伝達の基本,熱貫流について復習する.さらに,中空層の状態について理解する意とともに,熱の移動の取り扱い方を勉学する) |
第6回 | 建築伝熱(熱の移動における,熱伝導,熱伝達,熱貫流をよく理解する.その為,理解度テストを行う) |
第7回 | 建築伝熱(定常伝熱と熱貫流について理解するとともに,内外表面温度と内部温度の計算について,理解を深める.その為,理解度テストを行う) |
第8回 | 建築伝熱(内外表面温度と内部温度の計算について,理解度テストを行う) |
第9回 | 湿気・結露(湿り空気について概説する.結露に関連する露点温度を空気線図を用いて求める) |
第10回 | 湿気・結露(結露とその防止について勉学する.露点温度は湿り空気線図から求め,室内外温度を計算で求めることによって,結露するかどうか判定する) |
第11回 | 建築伝熱と湿気・結露(結露するかどうか判定するために,建築伝熱における熱貫流率を求めた後,室内外空気の温度を求めて,露点温度は湿り空気線図から求める,総合的な演習を行う) |
第12回 | 換気(換気の目的にいて,必要換気量について,勉学する) |
第13回 | 換気(換気の方式から,風力換気について,その計算についても勉学する.重力換気も理解する) |
第14回 | 換気(機械換気について勉学するとともに,必要換気量,かつ風力換気による換気量に関する演習を行う) |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
田中俊六ほか 『最新 建築環境工学』 井上書院 第改訂3版
|
---|---|
参考書 |
『一、二級建築士試験問題集』
|
成績評価の方法 及び基準 |
演習,定期試験 |
質問への対応 | |
研究室又は 連絡先 |
岡本研究室 13号館6階1365室 okamoto.kyoichi@nihon-u.ac.jp 047-469-5568 |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:20 ~ 13:10
|
学生への メッセージ |