水波工学Ⅰ (D42H)

学修到達目標	海洋環境の中で特徴的な波浪の海洋建築に対する影響及び波浪の基本的な特性を講義し，演習を通じて理解する。
授業形態及び授業方法	海洋波の物理的特徴とそれに対応する理論を，物理現象を図解しながら解説する。また，演習を通して理論的理解を深めてもらう。
履修条件	海洋流体力学Ⅰ

第1回	講義のガイダンス
第2回	波の定義と海洋波の分類
第3回	波浪の影響；外力としての波浪
第4回	波浪の影響；固定式海洋建築物における波浪の影響，浮体式海洋建築物における波浪の影響
第5回	水波の理論的な取り扱い；完全流体の力学，微小振幅波の数学モデル
第6回	微小振幅波；微小振幅波の数学モデル，速度ポテンシャルの解
第7回	微小振幅波の諸特性
第8回	微小振幅波の諸特性
第9回	波の変形
第10回	波の変形
第11回	津波と建築物
第12回	津波と建築物
第13回	津波と建築物
第14回	演習問題と解説
第15回	定期試験

教科書	増田光一『水波工学ノート』青孔社 20１１年オリジナルのテキストです。波の理論などの基本的な部分が取りまとめられています。
参考書	冨永政英『海洋波動－基礎理論と観測成果』共立出版
成績評価の方法及び基準	定期試験７０％，レポート３０％
質問への対応	授業終了後随時受け付ける
研究室又は連絡先	増田光一：13号館4階　電話047-469-8347 　　　　　E-mail address masuda.koichi@nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	月曜船橋 09:00 ～ 10:30 1341室
学生へのメッセージ	海洋・沿岸海域における波浪の基本的な性質を意欲的に習得しょうとする学生の受講を望む。

2015年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科