2015年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | コンクリート構造及び演習 | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 浜原・福井 | 履修期 | 前期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 金曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D51H |
クラス |
概要
学修到達目標 | わが国の建物の多くは鉄筋コンクリート(RC)造である。プレストレストコンクリート(PC)はRCほどポピュラーではないが海洋構造物や津波避難施設に用いられている。この講義はPC部材とRC部材の力学的な特性の把握と具体的な設計法の修得を目標としている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
この授業では、毎回 講義⇒例題⇒演習⇒演習の提出⇒解答 を実施する。 |
履修条件 | 特にないが、構造力学Bの単位を修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス コンクリート構造及び演習で学ぶこと/講義方針/この授業は将来どんなところで役立つか 鉄筋コンクリート構造とその基本原理 |
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第2回 | 圧縮の軸方向力を受ける柱の許容応力度設計 許容応力度/ヤング係数比/圧縮の軸方向力を受ける柱の許容応力度設計法 |
第3回 | 梁の曲げに対する許容応力度設計-1 単筋梁 フックの法則/曲げ応力/偶力/単筋梁の許容曲げモーメント算定式の誘導/単筋梁の許容応力度 設計法 |
第4回 | 梁の曲げに対する許容応力度設計-2 複筋梁 複筋梁の設計法/設計上の注意事項 |
第5回 | 柱の曲げに対する許容応力度設計 柱と梁の違い/柱の曲げに対する許容応力度設計法/設計上の注意事項 |
第6回 | 柱と梁の終局モーメント この理論が適用される部材/平面保持の仮定に基づいた方法/略算法 |
第7回 | 柱と梁のせん断に対する許容応力度設計 せん断設計の基本的な考え方/許容応力度/設計用せん断力/柱と梁のせん断に対する許容応力度 設計法 |
第8回 | 柱梁接合部のせん断に対する許容応力度設計 柱梁接合部に働くせん断力/設計用せん断力/柱梁接合部ののせん断に対する許容応力度設計法 |
第9回 | PCの概要 第1回~第8回講義についての中間試験と解答 |
第10回 | 軸方向力が偏心して働く部材の応力 断面二次モーメントと断面係数/縁応力 |
第11回 | PC梁の曲げに対する長期許容応力度設計と曲げひび割れモーメント 許容応力度とプレストレス有効率/長期荷重による縁応力/縁応力によるPCの分類/曲げひび割れ モーメント |
第12回 | PC梁のせん断に対する長期許容応力度設計-1 PC梁のせん断応力 |
第13回 | PC梁のせん断に対する長期許容応力度設計-2 主応力/モールの応力円/PC梁の主応力 |
第14回 | 主応力式に基づいたPC梁のせん断に対する長期許容応力度設計 コンクリートの長期許容せん断応力度/主応力/曲げ応力/せん断応力/プレストレス |
第15回 | PC梁の終局モーメント 第9回~第15回の講義についての中間試験と解答 |
その他
教科書 |
15回分の講義用テキストと演習問題の解答をmoodle にupしているので各自Down Loadすること
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
毎回の講義で提出する演習問題(25%)、中間テストの成績(25%) 定期試験(50%)の成績で評価する。 |
質問への対応 | 随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
浜原・福井研究室 13号館1366室 047-469-5527 hamahara@ocean.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 10:00 ~ 12:00
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学生への メッセージ |