2015年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | ユニバーサルデザイン計画 | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 山本 和清 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D52E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 建築計画は建物の施設計画や空間計画になくてはならないものである。また、近い将来超少子高齢社会を向かえるわが国において、バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方は、公共空間や建築物を計画する上で重要な視点であると言える。そこで本講義では、施設・空間構成の基準となる建築計画と、バリアフリー及びユニバーサルデザインの関わり方について理解することを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義はOJTをイメージしながら行うので、複数回のレポート課題を提出する。その上で、それらの理解を促進するために、パワーポイントを用いたビジュアルな授業を行う。さらに、前半と後半それぞれの範囲から出題されるテストを、授業中に2回実施する。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | 授業概要・授業形態・評価方法の説明 社会福祉計画総論 |
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第2回 | 超高齢化社会の構造と将来推計人口 |
第3回 | 障礙者及び高齢者の分類と施設計画のあり方 |
第4回 | 障礙者・高齢者の生活圏 |
第5回 | 障礙者及び高齢者の行動特性と必要とされる寸法 |
第6回 | 高齢化に対応した建築計画のあり方~バリアフリーとユニバーサルデザイン |
第7回 | 公共空間におけるバリアフリー基準とユニバーサルデザイン |
第8回 | 第1回平常試験及び解説 |
第9回 | バリアフリー新法と公共空間の計画手法 |
第10回 | 海辺施設のバリアフリーとユニバーサルデザイン |
第11回 | ユニバーサルデザインとしてのサインとピクトグラム |
第12回 | サインの意義とその性質 |
第13回 | ユニバーサルなサイン計画のあり方 |
第14回 | 外部からの講師を招聘した特別講義 |
第15回 | 第2回平常試験及び解説 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
川内美彦 『ユニバーサルデザイン~バリアフリーへの問いかけ~』 学芸出版社 2001年 第1版
田中直人・岩田三千子 『サイン環境のユニバーサルデザイン~計画・設計のための108の視点~』 学芸出版社 2002年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート(1回以上)及び平常試験(前後半2回)の総合評価とする。但し、レポート及びテストを1回でも未提出・欠席した場合は、採点対象にならないので注意すること。 |
質問への対応 | 随時受付 |
研究室又は 連絡先 |
山本研究室(13号館1346室),E-mail:yamamoto.kazukiyo@nihon-u.ac.jp 電話:047-469-5483 |
オフィスアワー |
金曜 船橋 13:20 ~ 14:50 13号館4階1346室
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学生への メッセージ |
バリアフリーやユニバーサルデザインは、陸上建築のみならず、今後の海洋空間計画において重要な要素であるといえるので、考え方や空間構成手法をしっかり身に付けてください。 |