2015年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 測量学 | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 後藤・仲村 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E12B |
クラス |
概要
学修到達目標 | まちづくりに関する測量技術について基本的知識として,距離や角などの測定原理,測定手法,測定値の取り扱い,測定誤差の処理について習得することを目標とする.本科目は,学科の学習・教育到達目標A~Iのうち,(D)「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目である.また,C「専門基礎学習力」の達成に補足的に関与する科目である. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心として,適宜,資料を配布して講義する.必要に応じてパワーポイントやスライドを用いて講義する. |
履修条件 | 高校における数学の基礎知識が必要です。 |
授業計画
第1回 | 測量とは 測量の歴史/最先端の測量システム(担当:後藤・仲村) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
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第2回 | 測量学の基本 地球上の位置表示/国家基準点(担当:後藤) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第3回 | 距離測量(1) 距離の定義/距離測量の分類(担当:後藤) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第4回 | 距離測量(2) 距離の定義/距離測量の分類(担当:後藤) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第5回 | 角測定(1) 角の定義/角測量に用いる器具(担当:後藤) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第6回 | 角測定(2) 角測定の方法(担当:後藤) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第7回 | トラバース測量(1) トラバースの概要/トラバース測量の方法(担当:後藤) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第8回 | トラバース測量(2) トラバース測量の計算方法(担当:後藤) (自己学習時間:復習時間→1時間、レポート作成時間→2時間) |
第9回 | 平板測量 平板測量の概要/平板測量に用いる器具/平板測量の方法(担当:仲村) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第10回 | 水準測量(1) 高さの基準/水準測量の分類/水準測量の方法(担当:仲村) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第11回 | 水準測量(2) 水準測量に用いる器具(担当:仲村) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第12回 | 基準点測量 基準点測量の概要/基準点測量の方法(担当:仲村) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第13回 | GPS測量 GPSの仕組み/GPS測量の方法(担当:仲村) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第14回 | 測量の誤差(1) 誤差の分類/誤差の性質(担当:仲村) (自己学習時間:復習時間→1時間) |
第15回 | 測量の誤差(2) 精度指標/誤差の表示/誤差の伝搬(担当:仲村) (自己学習時間:復習時間→1時間、レポート作成時間→2時間) |
その他
教科書 |
特に指定しない.必要に応じてプリントを配布する.
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参考書 |
大木正喜 『測量学』 森北出版 2015年 第2版
岡澤・久保寺・笹田・多炭・細川・松尾・三原 『あたらしい測量学-基礎から最新技術までー』 コロナ社 2014年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は授業の出席率が70%以上の者を対象とする.定期試験70%,授業ごとの小テスト・レポート30%で評価する. |
質問への対応 | 授業終了後に対応する.また,オフィスアワーにまちづくり工学科事務室にて対応する.その他,メールによって,2,3日前にアポイントを取れば,日時,場所を指定して対応する. |
研究室又は 連絡先 |
後藤浩:研究室→駿河台校舎法科大学院C704室,メールアドレス→gotou.hiroshi@nihon-u.ac.jp 仲村成貴:研究室→駿河台校舎4号館3階435B室,メールアドレス→nakamura.masataka@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:10 6号館2Fまちづくり工学科事務室
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学生への メッセージ |
まちを構成する建物,道路などを設置するためには,地物を正確に測定する技術が必要です.その基礎を教授しますので真剣に取り組んでください. |