2015年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | グリーンランドスケープⅠ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 山﨑 誠子 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E21M |
クラス |
概要
学修到達目標 | わが国における緑地・公園の制度,機能,役割,整備方法の基本を学ぶ。特に自然,社会システムにおける緑地・公園の重要性について理解し,緑化や自然修復など,生きものを取り扱う技術の特徴について学習する. 本科目は,学科の学習・教育到達目標A~Iのうち,D「応用専門力」、及びG「デザイン・総合力」の達成に重要な科目です.またC「専門基礎学力」、H「歴史・文化・環境を活かす実践能力」の達成にも関与する科目です. |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイント等を中心として,適宜,資料を配布して講義する. |
履修条件 | 特にありません. |
授業計画
第1回 | はじめに「ランドスケープの領域」:本講義で取り扱う全貌について説明する. |
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第2回 | 造園空間の実際:千代田区で施工された造園空間において、造園施工に関する実習をする. |
第3回 | 造園のエレメント:造園設計にかかわるエレメントについて説明する.計画・設計のプロセス |
第4回 | 造園計画・設計のプロセス:調査・計画からプレゼンテーションに至るプロセスについて説明する. |
第5回 | 世界の造園空間:世界で展開された庭園・造園様式について説明する. |
第6回 | 日本の造園空間:日本で展開された庭園・造園様式について説明する. |
第7回 | 都市公園の誕生:産業革命後の都市の成立,環境の悪化,都市公園開園の経緯について説明する. |
第8回 | ヨーロッパにおける都市公園:ヨーロッパ諸国における都市公園の展開,グリーンベルト,ニュータウンなどについて説明する. |
第9回 | アメリカンランドスケープの展開:ニューヨーク・セントラルパークの開園に至る経緯をはじめ,アメリカの近代都市公園の発生と展開について説明する. |
第10回 | 日本における都市公園の展開:太政官布達第16号から市区改正設計に至る,日本の都市計画と都市公園制度の創設に関して説明する. |
第11回 | 戦災復興と公園緑地計画:戦後の都市復興と都市公園法の制定について説明する. |
第12回 | 日本の都市緑地に関わる制度:日本の都市緑地に関わる諸制度について説明する. |
第13回 | 阪神大震災以降の緑地計画:阪神大震災後の都市公園計画の実際について説明する. |
第14回 | 都市緑地計画の展望:最新の事例について紹介したのち,本講義全体を総括する. |
第15回 | まとめ:平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
内山正雄 『都市緑地の計画と設計』 彰国社
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
レポート(30%)、平常試験(70%)による. なお、70%以上出席していない場合は採点しない. |
質問への対応 | 各回講義の最後に適宜対応する. |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 5号館584B、船橋校舎 5号館547B yamazaki@arch.jcn.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 10:30 ~ 11:30 駿河台校舎5号館8階584B建築設計系研究室
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学生への メッセージ |