2015年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | まちづくりワークショップⅠ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 岡田・青木 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2・3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E22N |
クラス |
概要
学修到達目標 | ・都市や地域は多様な価値観が集積していることから,都市・地域形成においては,利害関係者の合意とともに,地元住民の実践的な活動が求められる。そのための理解を当該の都市・地域で育んでいくためには,共通のテーブルで各自の考えを提示し,お互いの理解を深めあうワークショップが重要な役割を果たす。そこで当授業では,ワークショップの意義や進行方法等について学び,限定された時間内において,特定の都市・建築関連テーマに対して多様な意見を集約し,結論を導くための演習を実施することでワークショップファシリテータ能力を習得する。 本科目は、まちづくり工学科の学習・教育到達目標A~IのうちE「実験・実習・演習を通じた計画的遂行能力」およびG「デザイン・総合力」の達成に主力的に関与する重要な科目である。また、C「専門礎学習力」、F「生涯自己学習能力」、I「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」の達成に補足的に関与する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
・少人数グループを構成し、グループごとに課題に取り組む。 ・ワークショップは、各グループにおいて、ファシリテータ役・ドロワー役・発言者役を決め、ロールプレイ形式で実施する。 ・指導は、グループごとに実施する。 ・プレゼンテーションスキルを向上させるために、最終成果発表会を開催する。 |
履修条件 | 必修 |
授業計画
第1回 | ワークショップについての解説【岡田】―ワークショップの意義、機運が高まった社会背景、用語、必要な道具などを解説。 |
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第2回 | ワークショップ事例の紹介①―ワークショップを導入したまちづくり事例を通して、作業プロセス、主催者・参加者の意識的変化、問題になりやすい点、成果を導くための留意点などを解説。 |
第3回 | ワークショップ事例の紹介②―ワークショップを導入したまちづくり事例を通して、作業プロセス、主催者・参加者の意識的変化、問題になりやすい点、成果を導くための留意点などを解説。 |
第4回 | ワークショップ事例の紹介③―ワークショップを導入したまちづくり事例を通して、作業プロセス、主催者・参加者の意識的変化、問題になりやすい点、成果を導くための留意点などを解説。 |
第5回 | 課題の取り組み方について―次回以降で取り組む課題と進め方について要点を解説する。 |
第6回 | 事例調べ-ワークショップを導入した「まちづくり事例」をグループごとに調査し、「目的」「プログラム構成」「参加者構成」「そのWS成果等」「自分たちが学んだこと」について整理する。 |
第7回 | 事例調べの発表-ワークショップを導入した「まちづくり事例」の調査結果について、グル-プごとに発表を行い、教員・受講生全体でその情報を共有する。 |
第8回 | 課題1-出題されたテーマ(都市・建築に関連する内容)に沿ってワークショップ形式の議論を行い、限られた時間内に要求事項を導出し、各種成果をダイヤグラム・ゾーニング図・エスキース等で表現し、発表を行う。 |
第9回 | 発表1-課題1に取り組んだ際の「成果点」「問題点」を分析し、問題点について改善策を検討し、グループごとに発表し、指導を受ける。 |
第10回 | 課題2-出題されたテーマ(都市・建築に関連する内容)に沿ってワークショップ形式の議論を行い、限られた時間内に要求事項を導出し、各種成果をダイヤグラム・ゾーニング図・エスキース等で表現し、発表を行う。 |
第11回 | 発表2-課題1に取り組んだ際の「成果点」「問題点」を分析し、問題点について改善策を検討し、グループごとに発表し、指導を受ける。 |
第12回 | 課題3-出題されたテーマ(都市・建築に関連する内容)に沿ってワークショップ形式の議論を行い、限られた時間内に要求事項を導出し、各種成果をダイヤグラム・ゾーニング図・エスキース等で表現し、発表を行う。 |
第13回 | 発表3-課題1に取り組んだ際の「成果点」「問題点」を分析し、問題点について改善策を検討し、グループごとに発表し、指導を受ける。 |
第14回 | 全体講評会―全4回の課題を通して得られた「成果点」「問題点」「問題改善策」をグループごとに発表し、レポートとしてまとめる。 |
第15回 | まとめ、レポート提出 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
『ワークショップ―住民主体のまちづくりへの方法論』 学芸出版社 2007年
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成績評価の方法 及び基準 |
個人レポート(30%)とグループ最終成果物(70%)で評価する。 なお、出席率70%未満の場合は採点しない。 |
質問への対応 | 授業内、オフィスアワーまたは各担当教員のEメールにて随時(ただし、匿名は受け付けない) |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎9号館2階製図準備室 青木Eメール:Aoki.kazuhiro★nihon-u.ac.jp(★印を@へ) 岡田Eメール:okada.tomohide★nihon-u.ac.jp(★印を@へ) 依田Eメール:yoda.mitsumasa★nihon-u.ac.jp(★印を@へ) |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 製図準備室
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学生への メッセージ |