2015年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 景観まちづくり論 | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 岡田 智秀 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E24O |
クラス |
概要
学修到達目標 | ・景観を主眼に据えたまちづくりを展開するにあたっては,住民と行政との連携,利害関係者の合意形成,地域の産業と景観とのかかわりなどが重要となるほか,都市計画関連法と景観法との関連といった法制度間の整合と調整も不可欠である。そこでこの講義では,景観まちづくりの計画段階から実際の景観形成に至るまでの一連の主要プロセスを具体的な実践事例を通じて学習する。 ・本科目は,学科の学習・教育到達目標A~Iのうち,G「デザイン・総合力」の達成に重要な科目である.また,D「専門応用学力」,F「生涯 自己学習能力」,H「歴史・文化・環境を活かす実践能力」およびI「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」の達成にも関与する科目で ある. |
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授業形態及び 授業方法 |
・講義は、PPTを用いたビジュアルな形式とし、オリジナルテキストも配布する。 ・評価は、授業態度、レポート、定期試験(持ち込み不可)を総合する。 |
履修条件 | 景観原論および都市デザインの単位を取得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 第1回:わが国における景観まちづくりに関わる諸問題 |
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第2回 | 第2回:わが国における景観まちづくりと社会ニーズ |
第3回 | 第3回:都市美運動時代から景観まちづくりに至るまでの変遷 |
第4回 | 第4回:景観分野における共通言語(キーワードとその意義)Part.1 |
第5回 | 第5回:景観分野における共通言語(キーワードとその意義)Part.2 |
第6回 | 第6回:景観法に基づく景観計画の策定手法と住民参加 |
第7回 | 第7回:景観まちづくりの実際Part.1 ・「農村地域における景観まちづくりとその留意点」 |
第8回 | 第8回:景観まちづくりの実際Part.2 ・「住宅地における景観まちづくりとその留意点」 |
第9回 | 第9回:景観まちづくりの実際Part.3 ・「海岸地域の景観まちづくりとその留意点」 |
第10回 | 第10回:景観まちづくりの実際Part.4 ・「埋立地の景観まちづくりとその留意点」 |
第11回 | 第11回:景観まちづくりの実際Part.5 ・「都市内運河の景観まちづくりとその留意点」 |
第12回 | 第12回:景観まちづくりの実際Part.6 ・「公共空間の景観まちづくりとその留意点」 |
第13回 | 第13回:景観まちづくりの作法(取り組むべきこと、回避すべきこと) ・景観グランドデザインの考え方 |
第14回 | 第14回:「21世紀の景観まちづくりの展望」 ~カタチ大衆迎合主義崩壊と生命が躍動する舞台づくりへの脚光~ |
第15回 | 第15回:「平常試験およびその解説」 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
日本建築学会編・岡田智秀ほか著 『コンパクト建築設計資料集成[都市再生]』 丸善出版 2014年
篠原 修 編著 『景観用語事典・増補改訂版』 彰国社 2007年
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成績評価の方法 及び基準 |
・「平常試験」を実施。 ・試験80%、レポート20%の配分で評価する。 ・なお、出席率70%未満の場合は採点しない。 |
質問への対応 | 授業内、オフィスアワーまたはEメールにて随時(ただし、匿名は受け付けない) |
研究室又は 連絡先 |
御茶ノ水校舎1階;岡田研究室 TEL.03-3259-0484 Eメール:okada.tomohide★nihon-u.ac.jp(★印を@へ) |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 (後期)御茶ノ水校舎1階;岡田研究室
木曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 (前期)製御茶ノ水校舎1階;岡田研究室
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学生への メッセージ |