2015年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 都市計画Ⅱ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 高村・天野 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E33N |
クラス |
概要
学修到達目標 | 都市開発の手法,都市計画に関する法制度を理解することを目標とする。建築物等を規制・誘導する手法や制度,建築協定・地区計画,市街地開発事業等を中心に学習する。さらに,諸外国の都市計画や都市計画制度等からも今後のわが国の都市計画への示唆を学ぶ。 本科目は,まちづくり工学科の学習・教育到達目標A~Iのうち,D「専門応用学力」およびG「デザイン・総合力」の達成に主力的に関与する重要な科目である。また,C「専門基礎学力」およびH「歴史・文化・環境を活かす実践能力」の達成に補足的に関与する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主にパワーポイントによる講義を行う。 |
履修条件 | 必修科目。 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方の説明 都市計画の基礎 都市開発の概要/建築物の規制・誘導 |
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第2回 | 都市計画法・建築基準法(1) 建築物を群として扱う意味/都市計画区域と準都市計画区域/都市計画法における都市計画 |
第3回 | 都市計画法・建築基準法(2) 建築基準法の集団規定/建築協定 |
第4回 | 地域地区制(1) 地域・地区/用途地域における建築物の計画 |
第5回 | 地域地区制(2) 建築物の用途の制限/建築物の形態・容積の制限 |
第6回 | 都市計画の手法(1) 市街地再開発事業等の仕組みと建築計画 |
第7回 | 都市計画の手法(2) 市街地再開発事業を用いた建築計画の実際 |
第8回 | 都市計画の手法(3) 地区計画等による建築物の規制・誘導/地区計画によるまちなみ形成 |
第9回 | 都市計画の手法(4) 特定街区による大規模建築計画/総合設計制度による個別の建築計画 |
第10回 | 都市計画の手法(5) 景観地区/景観地区における建築物の計画 |
第11回 | まちづくり条例 条例による建築物のコントロール手法/取り組みの例/条例によるまちなみ形成 |
第12回 | 諸外国の都市計画および都市計画制度(1) ドイツの土地利用計画/地区詳細計画とそれによる建築物のコントロール/住宅地計画の実例 |
第13回 | 諸外国の都市計画および都市計画制度(2) フランスの地域統合計画/地方都市計画とそれによる建築物のコントロール/住宅地計画の実例 |
第14回 | 諸外国の都市計画および都市計画制度(3) 英国の「田園住宅」やその空間構成/米国のアーバンデザインによる建築物のコントロール |
第15回 | 都市計画の今後の課題 |
その他
教科書 |
『都市の計画と設計』 共立出版 第2版
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参考書 |
参考書は適宜指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート(15%)+小テスト(20%)+定期試験(65%)で評価する。 ただし、7割以上出席していない者は成績評価対象としない。 |
質問への対応 | 原則として、授業後に教室で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台5号館9階594A室 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 研究室(駿河台594A室)
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学生への メッセージ |
まちづくりを学ぶ学生にとって都市計画は基本である。しっかり学習することを期待する。 |