2015年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 市街地整備論 | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 高村・天野 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E35N |
クラス |
概要
学修到達目標 | 市街地整備は,土地利用の整序,生活施設等の公共的建築や公園の整備をはじめ,市街地内の建築物およびその敷地の一体的な取扱いなど多岐にわたり,整備のみならず整備後のことも考える必要がある。さらに,大都市や地方都市ではその考え方が異なる点もある。そこで本講義では,良好な市街地形成へ向けて何を考えなければならないのかを学習する。また,近年の都市政策についてもあわせて学ぶ。 本科目は,まちづくり工学科の学習・教育到達目標A~Iのうち,D「専門応用学力」の達成に主力的に関与する重要な科目である。また,G「デザイン・総合力」及びH「歴史・文化・環境を活かす実践能力」の達成に補足的に関与する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主としてパワーポイントによる講義を行う。 |
履修条件 | 選択科目。都市計画や建築計画の基礎を学んでおいてほしい。 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方の説明 市街地整備の観点 |
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第2回 | 市街地整備の現状と課題(1) 国や地方自治体の取り組みの現状 |
第3回 | 市街地整備の現状と課題(2) 市街地整備の課題と役割 |
第4回 | 都市再生および中心市街地活性化にかかる法制度とその内容(1) 都市再生特別措置法/地域再生法/中心市街地活性化法 |
第5回 | 都市再生および中心市街地活性化にかかる法制度とその内容(2) 中心市街地活性化基本計画とその具体的内容 |
第6回 | 市街地整備にかかわる手法・方法(1) 土地区画整理事業/市街地再開発事業/地区計画 |
第7回 | 市街地整備にかかわる手法・方法(2) エリアマネジメント/コンパクトシティ |
第8回 | 市街地整備にかかわる手法・方法(3) 歴史的環境の保全と市街地整備/歴史まちづくり法/伝統的建造物群保存地区 |
第9回 | 市街地整備にかかわる手法・方法(4) 道路と沿道建築物/オープンスペース・公開空地/街路空間 |
第10回 | 住宅および住宅地整備(1) 住宅政策/住生活基本法/住宅・住環境計画/高齢社会における対応 |
第11回 | 住宅および住宅地整備(2) 住宅ストック活用/団地やニュータウンの再生/建て替え |
第12回 | 住宅および住宅地整備(3) まちなか居住推進のための取り組みや事業/木造住宅密集地域における取り組み |
第13回 | 市街地整備の具体的な取り組み(1) |
第14回 | 市街地整備の具体的な取り組み(2) まとめ 今後の市街地整備に向けた課題 |
第15回 | 平常試験およびその解説 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
『都市・建築・不動産企画開発マニュアル』
その他、参考書は適宜指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
課題(5%)+小テスト(20%)+平常試験(75%)で評価する。 ただし、7割以上出席していない者は成績評価対象としない。 |
質問への対応 | 原則として、授業後に教室で受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台5号館9階594A室 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 研究室(駿河台594A室)
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学生への メッセージ |
都市計画Ⅱと並行して授業を行うので、同時に履修することが望ましい。 |