2015年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | まちづくり地理学 | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 牛垣 雄矢 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E51A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 地理学は,地域を研究対象とし,地域多様性や地域的個性について研究する学問である。この授業では,まちづくりに関わる地理学的な視点や技術を身につけ,今後のまちづくりへ活かす能力を養うことを目標とする。 本科目は,まちづくり工学科の学習・教育達成目標A~IのうちH「歴史・文化・環境を活かす実践能力」の達成に主力的に関与する重要な科目です。また,C「専門基礎学力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
基本的には講義形式とするが,適宜地図作業を行う。講義では,地理的事象について,多くの地図,図,表,写真を用いて説明する。資料や作業用の地図等は適宜担当教員が配布する。色鉛筆等の文房具を使用する場合があり,適宜指示する。 |
履修条件 | 基本的に高等学校で地理を履修していないことを前提として授業を進める。 |
授業計画
第1回 | まちづくりにおける地理学的視点の有効性 |
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第2回 | 地形図の読図と作業①:地形図の種類と空間スケールの概念について学習する。 |
第3回 | 地形図の読図と作業②:標高と土地利用との関係を読む。 |
第4回 | 地形図の読図と作業③:地形の起伏を読む。 |
第5回 | 地形図の読図と作業④:地形と土地利用との関係を読む。 |
第6回 | 地形図の読図と作業⑤:新旧の地形図から地域の変化を読む。 |
第7回 | 統計資料と地理情報システム(GIS)の利用:地理学で用いる統計資料の収集方法とGISの利用方法について学習する。 |
第8回 | 地理学における地域と景観のとらえ方:「地域」と「景観」は地理学の伝統的な研究対象であり,その地理学的なとらえ方について学習する。 |
第9回 | 江戸・東京の地形と都市形成:江戸・東京の都市形成およびその地形との関係について学習する。 |
第10回 | 東京の地名と地域的個性:東京各地の地名と地域的個性との関係について学習する。 |
第11回 | 地域の個性と均質性:グローバルスケールで地域の均質化が進む中で,地域的個性を形成している事例について学習する。 |
第12回 | 日本の風土とまちづくり:日本固有の風土と,それを踏まえたまちづくりのあり方について学習する。 |
第13回 | まちづくりにおける地理的要素の活用事例①大都市の事例 |
第14回 | まちづくりにおける地理的要素の活用事例②地方都市の事例 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
野間晴雄・香川貴志・土平博・河角龍典・小原丈明 『ジオ・パルNEO 地理学・地域調査便利帳』 海青社 2012年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%)およびレポート(40%)による総合評価 |
質問への対応 | 質問は授業開始前後の時間に教室にて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |