2015年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 建築デザイン演習 | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 横内・山﨑 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E53A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 主に建築スケール(1/100~1/500)を対象として,建築図面の記号理解をはじめとして,計画敷地と周辺環境(街並みや地形等)との関連付け,建築・構造物と屋外空間との関連付けなどをスタディし,それらをふまえたコンセプトづくり,ダイヤグラム作成,エスキースプラン,模型制作,図面作成・表現技法など,建築デザインを中心に,コンパクトな地区レベルの空間デザインの一連のプロセスを習得する。 本科目は,まちづくり工学科の学習・教育到達目標A~IのうちE「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」およびG「デザイン・総合力」の達成に主力的に関与する重要な科目である。また,C「専門基礎学力」,D「専門応用学力」,F「生涯自己学習能力」およびI「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」の達成に補足的に関与する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義とそれをふまえた演習により,建築の設計・設計に取り組む。演習では1ユニット25名程度の小グループに分かれて授業を行う。製図道具を使い,実際に線を描く練習から図面や模型をつくる練習をおこなったうえで,具体的な建築デザインの設計を学習する。 |
履修条件 | 特になし。 |
授業計画
第1回 | 製図道具の説明 |
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第2回 | 線の描き方,アイソメやアクソメの描き方 |
第3回 | 平面図のよみ方 平面図を構成する記号などの理解 |
第4回 | 平面図の描き方 |
第5回 | 配置図の描き方 |
第6回 | 立面図・断面図の描き方 |
第7回 | 模型のつくり方(周辺環境も含む) |
第8回 | プレゼンテーションボードのつくり方 |
第9回 | 計画敷地と周辺環境との関連付けの方法,コンセプトづくりやダイヤグラム作成の方法 |
第10回 | 具体的な設計課題の出題と解説 |
第11回 | 個別指導① 周辺環境との関係の分析 |
第12回 | 個別指導② コンセプト,ダイヤグラムの作成 |
第13回 | 個別指導③ 配置計画,平面計画 |
第14回 | 個別指導④ 立面計画,断面計画 |
第15回 | 発表・講評,全体のまとめ |
その他
教科書 |
『建築デザインの基礎 製図法から生活デザインまで』 彰国社 2010年
『建築・まち模型づくりマニュアル』 彰国社 2012年
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
第1課題(35%)+第2課題(40%)+毎回の演習(25%)で評価する。 ただし、7割以上出席していない者は成績評価対象としない。 |
質問への対応 | 原則として、授業中に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎6号館2階まちづくり工学科事務室 駿河台校舎5号館9階川島研究室(594A) |
オフィスアワー |
金曜 船橋 12:15 ~ 13:15 船橋事務室(6号館2階)
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学生への メッセージ |
まちを構成する主要な要素である「建築」を自ら考え、かたちにする最初の演習科目です。 積極的な取り組みを期待したい。 |