2015年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | まちづくりワークショップⅡ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 岡田・城内・阿部 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜1・2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E61M |
クラス |
概要
学修到達目標 | ・当授業では,特定の空間をケーススタディとして,「まちづくりワークショップⅠ」で学んだ知識・手法を試行することで実践的能力を養う。特にここでは,ワークショップの実践で重要な「まち歩き」の実施や「ガリバー地図」「アイスブレーキング」の活用などを経験することで,学生グループ間による模擬ワークショップを実施する。なお,特定の空間としては,内陸部(市街地,農地等)とウォーターフロントの2タイプを設定する。 本科目は、まちづくり工学科の学習・教育到達目標A~Iのうち、D「専門応用学力」、E「実見・実習・演習を通した計画的遂行能力」、H「歴史・文化・環境を活かす実践能力」、I「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」の達成に主力的に関与する重要な科目です。また、F「生涯自己学習能力」、G「デザイン・総合力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
・少人数グループを構成し、グループごとに課題に取り組む。 ・ワークショップは、各グループにおいて、ファシリテータ役・ドロワー役・発言者役を決め、ロールプレイ形式で実施する。 ・指導は、グループごとに実施する。 ・プレゼンテーションスキルを向上させるために、最終成果発表会を開催する。 |
履修条件 | ・必修 ・「まちづくりワークショップ1」の単位を取得していること。 |
授業計画
第1回 | ■当ワークショップについての解説・趣旨説明 ・ワークショップ1とのつながり、課題テーマ内容、ワークショップ2の進め方について解説 |
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第2回 | ■課題1の出題 ・ワークショップ実例紹介、課題対象地域の概要、ワークショップで取り組むねらい、抽出すべき事項等を解説。 |
第3回 | ■対象事例の調査結果発表 ・グループごとに現地視察した結果を報告するとともに、ワークショップのプログラム案について発表する。プログラム案に対して指導を行う。 |
第4回 | ■ワークショップの設計① ・課題1で取り組むワークショップ全体の詳細設計(プログラム、担当、使用道具、工夫すべきこと等)についてダイヤグラムや図表等を用いてビジュアルに発表し、指導を受ける。 |
第5回 | ■ワークショップの設計② ・前回指導をふまえ、課題1で取り組むワークショップ全体の詳細設計(プログラム、担当、使用道具、工夫すべきこと等)についてダイヤグラム・図表等を用いて発表し指導を受ける。 |
第6回 | ■ワークショップ実施 ・限定された時間内でプログラムを実施し、抽出事項を導いて、各種成果をダイヤグラム・ゾーニング図・エスキース等で表現し、発表を行う。 |
第7回 | ■ワークショップまとめ ・課題1の成果をふまえ、議論のプロセスと当該地域の将来ビジョンをビジュアルにまとめる。まとめにあたっては、A2判用紙(2枚程度)を使用し、コンセプトダイヤグラム・ゾーニング図・平面図・立面図・パースなどによりビジュアルに表現する。 |
第8回 | ■課題2の出題 ・課題対象地域の概要、ワークショップで取り組むねらい、抽出すべき事項等を解説。 |
第9回 | ■対象事例の調査結果発表 ・グループごとに現地視察した結果を報告するとともに、ワークショップのプログラム案について発表する。プログラム案に対して指導を行う。 |
第10回 | ■ワークショップの設計① ・課題2で取り組むワークショップ全体の詳細設計(プログラム、担当、使用道具、工夫すべきこと等)についてダイヤグラムや図表等を用いてビジュアルに発表し、指導を受ける。 |
第11回 | ■ワークショップの設計② ・前回指導をふまえ、課題2で取り組むワークショップ全体の詳細設計(プログラム、担当、使用道具、工夫すべきこと等)についてダイヤグラム・図表等を用いて発表し指導を受ける。 |
第12回 | ■ワークショップ実施 ・限定された時間内でプログラムを実施し、抽出事項を導いて、それをダイヤグラム・ゾーニング図・エスキース等で表現し、発表を行う。 |
第13回 | ■ワークショップまとめ ・課題2の成果をふまえ、議論のプロセスと当該地域の将来ビジョンをビジュアルにまとめる。まとめにあたっては、A2判用紙(2枚程度)使用し、コンセプトダイヤグラム・ゾーニング図・平面図・立面図・パースなどによりビジュアルに表現する。 |
第14回 | ■講評会 ・課題1~2を通して得られた「成果点」「問題点」「問題改善策」をグループごとに発表する。それぞれの発表について講評を行う。 |
第15回 | ■まとめ・パネル提出 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
『ワークショップ―住民主体のまちづくりへの方法論』 学芸出版社 2007年
必要資料を適宜、授業中に配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
個人レポート(30%)とグループ最終成果物(70%)で評価する。 なお、出席率70%の未満の場合は採点しない。 |
質問への対応 | 授業内、オフィスアワーまたはEメールにて随時(ただし、匿名は受け付けない) |
研究室又は 連絡先 |
御茶ノ水校舎1階製図準備室 城内Eメール:jonai.hiroshi★nihon-u.ac.jp(★印を@へ) 岡田Eメール:okada.tomohide★nihon-u.ac.jp(★印を@へ) 阿部Eメール:abe.takahiro★nihon-u.ac.jp(★印を@へ) |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 (後期)御茶ノ水校舎1階製図準備室
木曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 (前期)御茶ノ水校舎1階製図準備室
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学生への メッセージ |